自分で決めると間違うこと、ありますよね。

こんなはずじゃなかった〜と思った経験、誰にもあるんじゃないかと思います。

発表会の曲を決める時、生徒さんが言う曲が必ずしも今の実力と合っているというわけではありません。

むしろ、レベル高めのことの方が多いです。

でも、弾きたいなら弾かせてあげたいなと思います。

一人で弾くのが難しすぎるなら、連弾という方法もあります。

「連弾は嫌！一人で弾きたい！」

という子もいます。

（今年の発表会は、そのパターンが多かったです。）

でも、弾きたい曲は弾きたいですよね。

そしてその時は、「弾きたい」と言った「今」だと思います。

できる限り、その子のレベルに合うように、時には私が楽譜を書き換えたりします。

そして、いざ練習を始めると、思っていたよりも難しい…という現象が起きます。

「こんなんだったら誰かと弾けば良かった…」と話す子もいました。

しかしながら、時すでに遅し…笑

「一人で弾く！難しいけどがんばる！」

そう言って本人が始めたのなら、最後まで応援してあげたいなと思うし、まずは本人が満足のいく演奏をして欲しいなと思います。

とは言っても、そんなにやってあげられることはなく、エールを送ることくらいです。

親心と同じです。

そういう経験を通して、子供は色んなことを感じていると思うので、そこを大事にしてあげたいなと思います。

何かにチャレンジしようと思ったら、失敗はつきもの。

その失敗を通して学び、自分の糧にしていってほしいなと思います。

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自分で決めると間違うこともある。