①から続きます
理不尽な事件後、大好きだった職場を去ることとなり、その後、
私は 記憶を無くしました。
無くしたというより ショックが強く
どこか片隅に押し込んだんだね…
今は、その事件すら
笑って話せるほど 傷ついた私は回復しているのだと
おもっていた
被害者というより、
私が悪いんだ…と しばらく自分を 責めていた
私の深い場所にあった まだ 傷ついた私を見つけたのは、 こんなことが起きたから。
この7月に 3歳になった 三男は 今、保育園児です。
保育園の看護師先生を
車で送る…ということが 数日ありました
先生を 自宅まで送る〜
なんて ことも あまりないことかもしれないね(笑)
天の計らいか、タイミングや流れで
数日 先生と 帰りを ご一緒することとなったのです。
いろんな話をする中で…
検査技師の仕事話は ほぼしてないにも関わらず、
突然 先生が、「もしかして〜…」と、
私の「旧姓」を呼んだんです!
なに⁈ なんで?! どうして 知ってるの?!
もう、 ただただ ビックリしました
急速に 20年前に タイムスリップをしていく!
お互いの話を 擦り合わせていくと、
20年前に 勤務した 病院で 同期入職だったと!!
同期入職していたこと、
年齢も 同い年、
しかも 誕生日は6日違い、
当時、一人暮らししていた 部屋と
先生が住んでいた場所は 数分の距離であったこと。
同期の 看護師と臨床検査技師で
私たち とても 仲が良かった様子なのです。
私は 当時の事件後
いろんな関係も断ち切ってしまいました。
彼女と 仲が良かったことも まったく 覚えていなくて…
20年経ち、
三男が通う保育園の看護師と 保護者という関係で
再び出会うことになるなんて!
しかも、毎日 顔を合わせて 1年半も 経つのに、
お互いまったく 気がつかないままだったなんて…
彼女は 病院勤務の看護師から
ずっと 保育園の看護師になりたくて
やっと やりたいことができるようになったと、
伝えてくれた。
私も 次男から 11年も間をあけ、三男を出産し、
市が決めた この保育園に入ることがなければ、
再会していなかったことを 思うと、
たまたま…では 片付けられない出来事
なんとも 異空間を漂うかのように、
過去が フラッシュバックしたり、記憶の断片を
拾いながら、少しづつ 思い出そうとしていく…
私は 彼女の フルートのコンサートにも行っていた…
こんなあんな 話もした…
など 教えてくれる出来事が思いだせない…(T ^ T)
頭の中が パニック!
整理するのに、数日かかりました
後日、その当時の写真を見せてくれたの。
彼女は 「いつか逢えたら渡そうと思っていたの」
と 写真を渡してくれた。
その写真には
20代前半の 若い私たちが ニコニコ笑っていた
だけど、思いだすことができない…
看護師先生は 保育園でフルートを吹いてくれる。
3歳三男は 「先生のフルート〜♪」と言って、
よく フルートを吹くマネをしてくれていた。
三男より 先に 私が
彼女のフルートを聴いていたなんて(T ^ T)
実際は まだ 卵子のときの三男が
20代前半の 私と 共に 聴いていたんだよね(T ^ T)
もうね… 涙がとまんなかった (T ^ T)
断片の 記憶が蘇ってくる
事件当時の 決着の行く末を
私は知らない…
20年経ち、先生と保護者となって 再会したことで、
その後の続きを 聞くことができた
ずっと 自分を責めていた
責めていたことすら 気がついていなかった
当時の仲間、彼女たちが 私の潔白を証明してくれて、
護っていてくれていたことを知りました
深い深い 赦し
癒されていく
あまりにも長い年月…
ほんとは 悲しみも 傷も 深かったんだね…
急速に展開した 出来事が起きたことで
曇り 閉まりきった 「窓」が開いていくとき
今 あの頃が 風に乗って 流れていく
風は 深い深い 海に 溶けていくように…
あのときがあるから
今 ここにいる
何もかもが
必要なことが その時を待ち 起きていくんだね
こうやって また 古くも新しい
私に 出逢うこと、
魂が喜んでいる
たくさんの 目には見えてこない導きがあり、
素晴らしい出逢いを果たす
私の身体をつかい
魂は たくさんの 経験を する
ひとつから 分れた 私の中に 溶けこんでいくものが、
また、
ひとつとなり 全てに 戻っていくのかもしれない
無意識下にあったこと
触れてはいけないと おもっていた「影」が浮上し、
行きたい世界に 進んでいくことができる
頑張ったね
もう 大丈夫だよ
これまでも
これからも
ありがとう
ありがとう
私の 備忘録となりましたが、
書くことで わたしの 節目となること、
書くことができて 嬉しいです
ありがとうございました(o^^o)