　こんにちは😊

　今日は、元々午前中にプライベートレッスンのお約束があったのですが、残念ながら生徒さんの体調不良によりキャンセルになってしまったので、この記事を書いています

　季節の変わり目でもありますし、体調を崩しやすい時期でもあるのですが、更に以前に大きな病気をされた方でリハビリをとても頑張っていらっしゃる時期ですから、特に注意しなければなりません

　私の生徒さんには、こういったリハビリの一環としてテニスをなさる方や、今闘いの最中で辛い時期であるけれど、気分転換のひとつとしてレッスンを受けてくださる方もいらっしゃるんですよ～😊

　どちらも、慎重にメニューを作ったり、その日の調子に合わせてメニューや強度をコントロールするなど、生徒さんとのコミュニケーションも必要となりますが、テニスが闘病を支えるお手伝いをできていると思うと、テニスを愛する私としては非常にうれしいです

トレーニング

　さて、皆さんは上達のためのトレーニングを、どのようにされていますか？

　多くの方のイメージとしては、《ランニング》であったり《ジムに行く》というのが思い浮かぶと思います

　ですが、選手は、コート上であったり、コート脇でもいろいろな器具を使って、トレーニングをしています

　それは、『マッチョになるため』だけではなくて、身体の細かい筋肉を意識できるようにしたり、動きの感覚を身につけるためだったり…いろいろと目的があります

　そうなると、タイミングとしては、練習前や練習後…などが中心になると思います

レッスン中のトレーニング

　私のレッスンでも、メディシンボール・チューブ・ラダー・コーンなどを使って、生徒さんとトレーニングをしています

　が…そのタイミングが違います

　というのも、生徒さんがレッスン中に行うトレーニングは、「動きの感覚を身につける」という事を目的としたものだからです

　もちろん、特に試合に出ている生徒さんには、日頃のトレーニングやケアの徹底をお願いしています

　勝てるようになってから急にトレーニングやケアに気を配るようでは遅いので、下積みの時からしっかりと取り組んでもらっています

　ですが、そんな感覚を身につけるために行うトレーニングを、新たな感覚を身につけたり、修正を必要としている方に、練習前にひと通りやってからボールを打ち始めても、『ピンと来ない』方が結構多いんです

　「なんか、昔のことのようで…😵‍💫」とおっしゃる方もいらっしゃいます

タイミングの工夫

　ですので、トレーニングのタイミングを、身につけたいテクニックの練習を行う直前に入れるようにしました

　例えば、ストローク時にしっかりと体全体を動かせるようになる感覚を身につけるために、『ストローク練習の直前にメディシンボール』ですとか…

　苦手な足さばきがある場合、その『足さばきを必要とするメニューの直前にラダーやコーンを使っての予備トレーニング』をするとか…

　フォアハンドは気にならないけれども、バックハンドのスイング動作がぎこちないときには『フォアハンドを練習した後、バックハンドの練習前に…』とか…

　かなり細かく区切って、感覚を身につけるためのトレーニングを入れるようにしています

効果てきめん

　これって、実はちょっと「めんどくさいな🥺」って感じる方もいらっしゃると思うんです

　というのも、練習がノッテきた時って、その流れで次のショット・次のパターンに進みたくなりませんか？

　ですが、そこをグッと我慢して、一度立ち止まってトレーニングを入れるって、なかなか流れに乗れなく感じてしまうことも少なくないんです

　が…

　実際に、この『直前』というタイミングでトレーニングを入れると、効果てきめんなんです

　体や頭に余韻が残っているからか、トレーニングで身につけたそのままの感覚でラケットを振ったり、体を動かしたりできることが本当に多いんです🤗

　生徒さんによっては、ボールを何球か打つなどして、「トレーニング直後の感覚がどこかに行っちゃったな～」と思った時に、いきなりラケットをメディシンボールに持ち替えて、「もう一回確認を…」とおっしゃる方もいるくらいです😳

　そのくらい、『直前』というタイミングは、動きを覚えたい人にとっては、非常にいいタイミングなんだと思います

　これは、私自身も経験があります…なので、思いついたタイミングなのかもしれません

当然ですが…

　今回ご紹介したタイミングでのトレーニングでは、【クタクタ】【ヘロヘロ】になるのを目的としているわけではないので、トレーニングの回数や強度はコントロールしないといけません

選手育成を目的としているレッスンでは、あえてトレーニングで負荷をかけて、メニューの強度を上げるというものもありますが、今回ご紹介したものは、それとは違います

　ですから、その後の練習メニューで「感覚が分かる！」と感じることができなかったら、少し内容や強度を変える必要があると思います

最後に…

　最後までお読みくださってありがとうございました

　トレーニングメニューに関しては、生徒さんの身につけたい感覚によって違ったりするのですが、今後「このメニューは多くの生徒さんが行いました」という内容に関しては、動画にしてご紹介していきたいと思いますので、楽しみにしてくださいね🤗

　また、「今すぐ自分もこういう基礎的な感覚をしっかりと身につけたい！！そのための練習やトレーニングをしたい！！」という方は、是非下のリンクからレッスンにお申込み・お問い合わせくださいね

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感覚を身につけるためのトレーニングを入れてみて❗️