　こんにちは😊

　一時期の『猛暑』のピークは過ぎたような気がしますが、皆さんお住まいの地域はいかがですか？

　テニス選手は「だいぶ楽になったよね～」という感覚ですが、レッスンの生徒さんは「暑い💦」とおっしゃるので、真っ昼間に暴れている生活で感覚がおバカになってしまったのかもしれません🤪

　こういう時に水分補給の油断があって、うっかり熱中症になったり疲れが抜けなかったりするので、くれぐれも気を付けていきましょう🚰

　さて、今日記事にする○いボール…あなたはどんなボールを思い浮かべますか？

　真っ先に思いつくのは『速い』とかでしょうか？

　でも、今日は違います🙅🏻‍♀️

　先週だけでも2人の方が、この練習にかなりの時間を使った内容…

　それは…

　『深い』ボールです

　ひと言『深い』と言っても、ボールのスピードや高さなどいろいろあると思います

　先週の2人の方は、どちらも

　高くて『深い』ボール

　に対して、上手く対応ができていませんでした

　ベースライン付近に立っている方のところに、スピードはなかったとしても、高くて深いボールが来て、自分が後ろに下がらないといけない状況になった場合の処理に苦戦していました

　前からそういうところもあったのですが、レベルが上がるとここが試合の足を引っ張りかねないので、しっかりと練習しておきました👍

　これまで指導してきた方でも、ここのショットの質がどうしても…という方は少なくありませんでした

　特にバックハンドの高いところです

　確かに、バックハンドの高いところは、片手・両手にかかわらず力が入りにくいのは言うまでもありません

　でも、「力が入りにくい」なりに、力を入れられるようにしたいものです

　では、どうしてそういうことが起こってしまうのでしょうか？

　私がこれまでサポートしていた選手に関していうと…

　ボールへの入り方が間違っているから

　という方がほとんどです

　どのように入ってしまっているか…下の写真をご覧ください

　写真のように「ボールに近づいてから下がっているから、結果的に打点が近くなってしまっている」という方が、多いんです

　多くのボールにおいて、「早くボールに追いつく」というのは、基本的な考え方なのですが、この『深いボール』に関しては、先に近づいてしまうと上手くいきません

　ちびっこでも180センチくらいある大人の男性の生徒さんでも、共通して《詰まる》んです

　では、どこをどう変えるか…下の写真のイメージになります

　言葉にすると、ボールに対して遠回りにまぁるく入る…という感じです

　「先にボールに近づいてから下がる」のではなくて、「ボールの後ろに下がってから、ボールに近づく」のです

　私のレッスンはオムにコートが多いので、生徒さんに写真の赤線のような矢印をそっとコートに書くと、より理解が深まりイメージが出来上がるようです🤔

　ひと通りの説明をして、いざ球出し練習に取り掛かってみると、多くの方が「自分がボールから離れていっている感じがして、不安」を感じるそうです

　でも、数球練習していって打点が合ってくると、まぁるく入ったほうが、結果的に打点が詰まったりすることなく、ボールに力を加えやすいことがわかるので、だんだん動きがなじんできます

　そして、その感覚を元に、実際にラリーをしていくと、それまで相手の深いボールに対して「ぽよぉ～ん」とした返球しかできなかった方も、しっかりとボールを前に飛ばせるようになります

　ちなみに、ここまでにかかる時間は、説明から始めて15分から20分くらいでした

　今日の記事、結構心当たりがある方が多いかもしれません🤔

　ちょっとの工夫で、ちびっこでも力の入ったボールを返球することができるようになるので、是非皆さんも意識してみてください

　入り方の加減が上手くいかない方や、「これでいいのかな」と思う方は、是非レッスンに下記のメールからお申込みくださいね😊

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上級クラスでも結構苦戦する、○いボールの処理…これを意識しましょう！！