　こんばんは😊

　今日は、私がレッスンで心がけていることのひとつをご紹介します💁🏻‍♀️

　それは…

　《考える力をつけてもらう》

　ということです

コーチの立場から考えれば、これまでの技術や経験をパパッと伝えたほうが、しっかり指導しているように見えるのかもしれません🤔

　それを考えると、私の指導はのんびりとし過ぎているのかもしれません

　けれども、私の選手・コーチとしての経験が、それをストップさせているのです🚧

　選手が求めていないのに手取り足取り教えると、その選手の自主性や考える力を養うことができません…誰かに何かを言われるまで待ってしまうような選手ではやっていけません🙅🏻‍♀️

　また、選手に問題意識がないのに、こちらが色々と声をかけても、選手はそのアドバイスを理解したり吸収できないことが多いです😦

　「それは、上手くいかないんじゃないのかなぁ…」と思っていても、余程のことじゃなければ、口を挟まずに失敗させます

　選手が失敗から何かを学んだり、課題を見つけて努力する…その過程で、アドバイスを求められたら…

　そこで…答えはあげません

　私は、そこで選手に

《質問する》

《ヒントを与える》

という2つの声かけを通して、選手が自分で気づくことができるようにする…というスタンスを取っています

　教えられた答えより、自分で導き出した答えのほうが、何倍もはやく身に付くことを、何度も経験しているからです…更に、それができる選手は、最終的にずっと上のステージが居場所になってるんです✨

　最初は「え…コーチって答えを教えてくれないの？」って思われることも少なくないですが、《質問する》《ヒントを与える》ということを根気よくやっていくと、選手が不思議とだんだん『考える手順を身につけていく→自分で考えられるようになる』ので、そうなればしめたものです

　こうして《自分で考える力》を身につけていっている選手は、試合に出ても、何かしら自分で見つけてくるので、どんどん上達のスピードが上がります

　これは、指導している側から見たら、ものすごく根気がいりますが、選手のブレイクスルーの為に…と思っています

　皆さんも、是非レッスンでボールを打つだけではない《考える力》という見えない武器を身につけにいらしてくださいね

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選手に考える力をつけるための2つの声かけ