2011年8月31日


トマト祭り当日。


このフェスが無かったら、今回の旅ではヨーロッパは割愛してもいいかな?

位、重要な位置付けだったトマト祭り。



構想約一年。



旅立ってすぐから、数ヶ月間に及び行く先々で出会う人、出会う人、トマト仲間を募りました。



寂しがりやなんかじゃないですよ。




最後まで藁にも縋る思いで、マドリッドでクソ高くて、客に対する注文内容最低な日本人宿に宿泊したりして、

最後の最後までトマト仲間を募りました。




そして意外な形で奇跡は起きましたヾ(@⌒ー⌒@)ノクラッカー












一緒に参加する友達は















1人も出来ませんでした。





奇跡です。




1人で行くなんて夢にも思いませんでした。
無念ですがこれは紛れも無く奇跡なのです。
半年以上前から仲間を募り1人です。
奇跡が起きました。







そして気持ちを切り替え、トマト祭りに参戦しました。






バレンシアのプニョールの会場に8時半到達。




もう既に…











photo:05

すげー人。

何万人いるんだろう??
皆目検討も付きません。




「二日酔いだ~」

と嘆きながら

見た目からして前夜祭からオールで飲みまくって野宿しているバッパーの10人以上の日本人グループがわんさかいました。

でも羨ましいとは思いません。

持論ですがトマトには1人で参加する事に意味があるのです。 強がりです。


誰が何と言おうと完全な強がりですが、

そう思い自分をずっと励ましました。


多分日本人だけで500人?はおったかなぁ?

適当ですけど…


1人で参加している人も2人位に見ました。でもみんなちょー楽しそう。









photo:06

一見なんの変哲もない木の棒なのだが、先端に吊るされてる生ハムを取らなければトマト祭りは開催されない…

という何とも不思議なルール。

約5m程の木にはベットリと生クリームのようなクリーミー石鹸が塗られてて熟練の木登り名人でもちょっとやそっとでは取れません。


大和魂なはっぴを着た日本男児や、
前にであった事のあるバッパーの達、一方的に知ってる旅ブロガーの方等、数多くの日本人が挑んでは敗北してました。





1時間程ずっと眺めてたら本当にとれんのか疑問に思えて来ました。


去年はとれなかったらしいです…


この場に池谷がおったら…


と思ったのはおいらだけでしょうか??


photo:07

しかし、救世主が現れ。


何度も失敗しながら、 、、

こいつはすげーと誰もが認め始め

彼が現れるたび


「ユーアーウェルカム!!」

と会場が1つになり大声援。
正気でいられない盛り上がり。
そして木登り名人はハムを掴みとりました。
彼は会場全体の英雄になりました。
あれ程迄の本当の意味のスーバーヒーローなんか見た事無かったです。



来年こそは池谷に獲って貰いたいです。



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大歓声!イエーィ


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いったい英雄はどこ迄運ばれるのだろう…

大歓声に包まれながらわっしょい♪



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日本人も大集結です。
日の丸ペイント羨ま~。



なんて思いませんよ。
死ぬ程ペイントしたかったですが。。




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そして午前11時のヘリコプターから鳴らされる空砲とともに始まりました。


もうその後は


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悲鳴と歓声と怒号に包まれ…

潰していないトマトが幾度と無く顔面にヒット☆

これね、ガチで痛いですよ。
そして1時間も続くんでヘトヘトです。
50分位で非難したくなりました。

素朴な疑問なんですけど今迄死者は出てないんでしょうか?
小柄な女性には命を掛けて挑むべき行為です。そんくらいハードでした。

photo:04



Tシャツは破られるし、

息できんし、

水着で参加してる女の子は野蛮人にブラ引き千切られるし、
トマ乳ポロリあるし。。あるし。
嬉しいし。。



目の前で外人が殴り合いの喧嘩するして、血だかトマトだか分からんし、


写真を200枚くらい獲ったら1番の盛り上がり前に充電無くなったし…



もうワヤ糞ですわ…。







死ぬんじゃないか位に楽しかったです。 やっぱりトマト投げは1人で参戦に限ります。









次回もし仮にトマト祭りに行く機会があれば、






絶対に友達と参加したいと思います。








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