こんにちは。

昨夜アップした記事の続きを
忘れないうちに

諏訪大社に祀られた神様の秘密

それは、古事記に書かれている神様とは別に、この地で古くから人々に信仰されてきた土地の神様をいかにして諏訪大社にみんなの心の拠り所として祀るのか

ということの答えが
諏訪大社には謎解きのメッセージの様に散りばめられているのです

上社の神様建御名方神は
国譲りの中で建御雷神との戦いに敗れて諏訪の地に逃げてきた神様

ということになっています

そして、この土地の土着の神様を
諏訪の人々は「ミシャグヂ」
という名前で呼んでいるのですが

ミシャグヂ
建御名方神

それぞれのために別々の神社を作り
上社では「奥宮」にはミシャグヂ
そして奥宮よりも格段に立派な造りの
「前宮」には建御名方神を

それぞれお祀りすることにより
信仰の対象それぞれを形にして表している様に感じられます

でもね

大切なご神体とされている守屋山

その守屋山の手前にあるのは
奥宮なのです

そして諏訪大社4社の全ての造りに共通している不思議なこと

拝殿はあっても本殿がない


まるで人々の心の中に
本殿の代わりとなる様な神殿を置いているのではないかと思ってしまう


表向きは全ての神様の要素が揃っているのですが

当時の人々がそれぞれの心の中で1番の心の拠り所としていた存在は

実はミシャグヂと呼ばれている土着の神様の様に感じられます

更に調べるとミシャグヂの信仰の生活文化は縄文様式

建御名方神の生活文化は農耕。
弥生時代に繋がる感じ

人々の心に深く根ざしているのは
代々受け継がれてきたミシャグヂで
人々の心から消えることなく
受け継がれてきたのだろうと思います

でなきゃ、御柱祭も
今の時代まで脈々と受け継がれることもなかったでしょうし

調べれば調べるほど
1番大切にお祀りしている
神様がわからない

もしかしたら

何か大切なことを見落としているのではないかと思ったので

もう一度振り出しに戻って
神話から離れて
この土地の人々のルーツを

別の角度から調べてみることにしました

というのも

この上社のご神体とされている守屋山や
ミシャグヂの中の1人として登場するモレヤ神や奥宮で執り行われる神事から

どうも古代イスラエルの香りが匂ってくるし
(気になる方はネットで調べてみてね)

諏訪大社を4社で1つと捉えても
それぞれの神社の性質が全く違っていることが私にはとても気になって

太古の昔、湖のほとりで暮らしていた人々の生活文化は

もしかしたら私達の想像以上に豊かでスケールが大きかったのではないかと思える様になってきたからなのです。

この頃頻繁にやって来たメッセージ


裏が表で
下が上


意味がわからないまま
手づかずなのに気になって仕方がない下社の事を調べ始めました


続きます


明実