be natural,be shine
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将来なんてどうでもいい、という若者に

今日、また大きな地震があった。
私のあたりは震度4だったようだ。
これくらいの地震なら慌てなくなった自分がいる。
でも、とりあえずテレビは付けた。
そのまま付けていたら、
NHKで「目撃!・・・・」という番組をやっていた。
定時制高校に通う子どもたちを取り上げていた。

そこには、4人に一人が退学。
という現実があった。

そのうちの一人が
「将来なんてどうでもいいし」
と言っていた。

教師は
「今、退学してしまったら、
高校中退になって就職もない、
本当に何もない未来しかなくなってしまうような気がする」
と言って、必死で生徒たちを学校に繋ぎ止めようとしていた。

退学した生徒の一人は、
アルバイトを10社受け、全て不採用。
引き込もりのような状態で部屋にいた。
「どこにも居場所がない。ここしかない」

小学生の時に親が離婚したことで
誰も信用出来なくなってしまったという少女は
「もうどうしたらいいかわからない。
自分で自分がわからない」
と言っていた。
それでも幼い笑顔は素直でとても可愛かった。

退学した生徒の半数が
「経済的に苦しい」というアンケートにイエスと答えていた。
4分の1の生徒が母子家庭で育っていた。

一人の親は
「中退したらな、俺にみたいになるんだぞ。
どこに行ってもそういう目で見られるんだぞ。
タラタラやってると、
だから高校も中退なんだって言われるんだぞ、
だから高校は卒業しろ」
と子どもに言う。

子どもを守るべき大人が子どもの未来を曇らせていく。
塗りつぶしていく。

「将来なんてどうでもいい」
と言うけれど・・・
将来は、嫌でもやってくる。
どうでも良くないんだよ、と言ってあげたかった。

選択する未来ではなく、
押しつぶされてしまった未来を持つ子どもたちが
可哀想だった。

私は、悩んで生きてきたけれど、恵まれて育ってきた。
悩めるぶん恵まれて育ってきた私は、
苦しむ子どもたちに何かをしてあげたいと思う。
大人として、何かしなければいけないのではないかと思う。
昔「それは同情だよ」ということを言われたことがある。
でも、同情じゃない。
「生きる」
ということを少しでも大人として導くことが出来るなら、
手を差し伸べることが出来るなら、と思う。

そう思って、自分自身の現実と理想とに折り合いを付けた結果、
間接的なところだけれど、私は今の仕事に就いた。

でも、今日のような子どもたちを見ると、
私はあまりにも微力だ。
遠さを実感する。

でも、感じて欲しい。
伝えたい。わかって欲しい。教えたい。

「将来」
は希望に満ちているものだと。
七色に輝いているんだと。
いくらでも、変えていくことが出来るんだと。

簡単ではないけれど、
まだ16才。
道は可能性に満ちているんだよ。

一体、私には何が出来るんだろう。

こすずさん

我が家のこすずさんが、いよいよ亡くなられようとしている、

と思ったのは昨日の夜。


こすずさんとは、

私の引っ越し祝いに友人がプレゼントしてくれた不思議な鉢植え。

なんというんだろう・・・

葉っぱ型の緑色の丸い実?のようなものが、

1センチ間隔でついている蔦状の一見、食虫植物にも見える鉢植えだった。

私は、怠け者の上、大の虫嫌い。

実は家の中に土がある、というだけでも若干怖かった。

虫が生まれるんじゃないの?

腐っちゃったら、どうしたらいいの?

水やりとか出来るかな・・・

友人からのプレゼントを見て、内心かなり躊躇した。

しかし、こすずさんは説明書によると、

半月に一度の水やりで良いとのことだった。

私は、こすずさんが家にやって来た日から、

ほぼ忠実に15日ごとに水をあげた。

そして、こすずさんの伸びすぎた部分を

取ったり、うまく棒に絡まるように手伝ってあげたり、

いつのまにか愛着がわいていた。


こすずさんが家にやってきて、一ヶ月半ほど経った頃、

妹が家に居候しにやってきて、

二人で「こすずさん」という名前をつけた。


しかし、そんなこすずさんだけが

3月11日の地震で被災してしまった。


私は地震発生時、会社にいたので、

家にいた妹に安否確認のため電話をした。

その時に「こすずさんが・・・」と妹が言った。


妹の話によると、

こすずさんは天災ではなく人災にあったようだった。

慌てた妹がベランダに出ようとして、

蹴飛ばしてしまったらしい。


その後、二人でこすずさんのひっくり返った土を拾いあげ、

再び植えてみたのだが・・・

日に日に弱っていった。

4,5本植わっていた根は次々に枯れ、

2本になった。

それでも、先からは新しい芽が出ていた。


「こすずさんは強いね~」

と私たちは言っていたのだけれど、

ついにその2本も枯れ始めた。


こすずさんが亡くなることは、かなり悲しい。

でも、プレゼントしてくれた友達に話したら

「代わりになってくれたんだよ」

と言っていた。


その言葉を聞いて、そうか・・・と思った。


昨日、ついに最後の1本が、

先3センチほどを残して枯れていた。

私が最後のあがきとして、

その3センチの部分を切り取り、

水に浮かべてみた。


これがその こすずさん。


be natural,be shine-DSC_0009.JPG









今日、様子を見てみたら、まだ生きていた。


元々、半月に1度の水しか必要としない植物だから、

水につけていてもダメかもしれないけど、

頑張って欲しい。


こすずさん、ありがとう。


植物は必要としていなかったが、

こすずさんと4ヶ月ほど暮らすうちに、

すっかり見慣れた風景になってしまっていたようだ。


こすずさん2号を買って来ようかな、

なんて思っている私がいる。

びっくり。

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これは、

私が今のところ辿り着いた、

目下のところ目指す生き方。


今回のことがあって、

今まで思わなかったことをたくさん思った。


まず、こんなにも命の危険を感じたことはなかった。

恐怖と不安に押しつぶされてしまうかと思った。

他の苦しんでいる人たちの痛みや悲しみに涙が溢れた。


生きる ということが、当たり前ではないことを知った。


地震がなくたって、

原発がなくたって、

事故にあうかもしれない。

大切な人を失うかもしれない。

明日、何が起こるかは誰にもわからない。


だから、私は思った。

伝えたいことは、伝える。

やりたいことは、やる。

大切なものを大切にする。

選択する。

大事なものを見つける、増やす。

躊躇しない。

後悔しないために、人に優しくする。

自然体の私で笑っていたい。

自然に生きたい。

そして、輝きたい。


be natural, be shine


難しいけど、

これが、2011年、私の生き方。