​繰り返し読んだ本


 子どもの頃、繰り返し繰り返し読んだ本、ありますか?

この本たちのことが頭を過ぎりました。

人生に大きな影響を与えている気がしたのです。



私は、



・『霧のむこうのふしぎな町』柏葉幸子

・『おしいれのぼうけん』古田足日/田畑精一

・『ふしぎなえ』安野光雅

・『からすのパンやさん』かこさとし

・『クレヨン王国の十二か月』福永令三

・『モチモチの木』斎藤隆介/滝平二郎



この順番に、好きで、読み込んで、強い影響を受けた絵本や童話です。

共通するのは「ぼうけん」「ドキドキ」「チャレンジ」「ふしぎ」「ひにちじょう」「こせい」です。



私は、人生そのものを、このように捉えているのかもしれません。

そんな風に思いました。

いつも少し怖くて、少しドキドキして、少しワクワクして、ふしぎで、チャレンジの繰り返しなのです。

安心してリラックスして…なんて、はるか遠くの感覚なのです。



「影響を与えた」というよりも、好きだった本を通して、この世に生まれて何を体験したかったのかが、見えた気がしました。



多くのヒントが隠されている気がしました。



「霧のむこうのふしぎな町」は、何度も何度も読んだ本でした。

リナが出会う人々は、決して優しい訳ではありません。個性のかたまりで、ドギマギするほどです。リナは色々考え工夫することで、その人達と仲良くなっていきます。そして、成長していきます。



なんでこんな人達と出会うんだろう、と人のせいにしたくなった時、この本のことが頭を過ぎります。

「あ、もしかしたら、私に大事なことをおしえてくれているのかも」と。



竹川功三郎さんの絵も素晴らしいものでした。目に焼き付いています。






みなさんは、どんな本が好きでしたか?



絵本や童話は、子どもがわくわくするような、ふしぎな体験というような物語が多いでしょうが、その中でも、好きだったものの中に、共通する何かがありそうですね。



探してみると、人生のヒントになるかもしれません。








無重力ハートで旅しよう。

kicco。