〜Arco d'oro〜Wear the Earth  | natural design ukaのブログ

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はじめまして

Arco d'oro:アルコドーロ(元ルナティカナパ)のKeikoと申します。

 

 

わたしがArco d'oroを始めたのは

15年前にヘンプ(麻)との出逢いがきっかけでした。

 

ヘンプに出会う前

わたしはイタリアで服作りを学び

住んでいました。

 

自分でいろいろな素材、柄をさがして試して

作り、着てみるうちに気づいたのは

静電気がひどかったり、汗をよく吸わなかったりと

素材に対して、正直

心地がいいとは言えないと感じたのでした。

 

「この世の中に、本当に身体に心地よいと感じる

しっくりくる素材はないんだろうか?

たくさんの植物が存在しているこの地球には

自然素材がコットンやリネンだけではなく

もっともっと

心地よいと感じる植物があるはずだ…!」

 

 

イタリア ボローニャの街を歩いていた時

ふと  空を見上げ

想ったのでした。

 

すると、

「ある!」という

理由もなく確信のあるインスピレーションが降りてきました。

 

 

その後、日本へ帰った時に

すぐに

ヘンプの布に出会うことになりました。

 

ある日、ジャズシンガーでもある整体関係の知人が

あるヘンプの生地を見せにきて、私に話したんです。

 

「わたしは発電所の近くに住んでてよく寝られないのだけど

この布をかぶると、よく眠れる。」と。

 

 

さらに、昔から日本人が、雷が鳴ったら蚊帳に入るという

習慣があったことを彼女は話してくれました。

その蚊帳は、必ずこのヘンプ(麻)で作られたものであり

その麻とは、大麻であることを聞き、驚きました。

 

「これこそ、わたしの求めていた素材なのかもしれない」と

なぜだかとても強く、そして一筋の光を感じて、

その後もキーワードを辿っていくと

中山康直さんの麻のお話を聴く機会に出会いました。

 

そして、日本文化の深さ

すばらしさ

日本は麻の国であったこと等を初めて知り

ますます興味が湧きました。

 

ヘンプは

日本古来の伝統繊維であっただけでなく

神社でも、生活の中でもとても大切な役割だったのです。

 

 

 

 

 

守り、浄化し、癒す力

そして、繋げる力…知れば知るほど素晴らしく、

「ぜひ この素材で服を作ってみよう!」と。

 

このウェアを着ることこそ

わたしたちが日本人の感覚を思い出せるツールなのかもしれなく

わたしがこの素材に関わり、作っていく意味をはっきりと感じました。

 

実は当時の私は、世界に対して

悲しくみえることが多く感じ

絶望していた気持ちだったので、

はじめて、人生の中に光を感じたような瞬間でした。

 

その素材は一般的にはあまり出ていない

めずらしい素材でしたが

さっそく、麻の関係の方から紹介を受けて

なんとかして手に入れてくることができ

服作りがはじまりました。

 

 

あれから

今、15年。

 

ヘンプで良い生地を作りたいと思うと

技術的にも簡単ではなく、大変高価でもあり

スタートからの道のりは決して穏やかなものではありませんでした。

 

ですが、すばらしい方々との出会いとご縁に導かれ

自身のスタイルを確立しながら続けてくることができました。

 

今思えば、それは新たに日本を見つめ直し

混沌とした世の中に

新しい道を創っていく、、という

まさに 旅のような年月でした。

 

おかげさまで 現在では

日本にも世界にも 他に無い

クオリティの高いウェア作りが実現しました。

 

 

 

【生地作り】

すてきな想いのある生地やさんと染め屋さんとの出逢いから

コミュニケーションをとりながら企画を進め、

国内で糸から作り、美しい生地になり

あたらしい技法の植物染め(ボタニカルダイ)で

植物たちの色とエネルギーをそのままに

纏っていただけます。

 

 

 

 

【デザイン】

普遍的で美しいラインのデザインを意識しながら

私独自の感覚から手書きでパターンを作成しています。

 

 

 

【縫製】

縫製アトリエにて、信頼関係を育んできた

日本人の縫い子さんに

ひとつひとつ丁寧に縫っていただいています。

また子育て中の縫い物が得意なお母さんにも何人か作っていただいています。

 

大量生産大量消費の業界の流れには乗らず

在庫は最低限に、ルナティカナパでは受注生産を中心にしております。

 

 

 

 

アパレル業界では在庫を焼いて捨てなければいけないということを始め

働く人や環境にも資本主義による弊害がたくさんあることを知り、

私の心が痛みました。

 

在庫があって当たり前、安ければ良いというのは

エネルギー的にも波動が下がり、

人々は次第に どこか満たされない感覚を感じて

これからは

より愛のあるもの、波動の高いものを選ぶ人が

増えていくのではないでしょうか。

 

ですので、納品まで時間がかかっても

あえて、ご注文を受けてから縫製する

というスタイルを取っております。

 

 

このように服作りの工程は

様々なスペシャリストに関わっていただき

たくさんのステップを踏みながら

ようやく一着の製品が出来上がります。

 

 

そして、そこに共鳴してくださり

引き寄せられて着てくださるお客様たちは

どの方もすてきな方ばかりでしたし

私はそういった心ある多くの方々に支えられてきました。

 

こうして続けていけていることは

本当に感謝なことです。

 

 

 

令和を迎えて

このウェアを通しての私の活動は

服作りはもちろんですが

その源にある

ヘンプ(麻)のことを含む『オルタナティブなこと』について

メッセージしていくことが

これからのますますの使命となりそうです。

 

今後も、みなさまにヘンプ(麻)の着心地を身体で感じていただきながら

自然と優しくつながって、喜んでいただけますよう

これからも活動を続けていきたいと思っております。

 

 

 

 

普段、ルナティカナパは

実際に手にとって触れていただけるよう

各地のご縁あるところで展示販売会を開催しております。

 

 

 

 

2018年冬、京都での展示会にて

UKAのMayuさんが来てくださいました。

Mayuさんとは深いお話で盛り上がり

貴重な時間を共有できました。

 

それから半年経って、

とうとうUKAさんのサイトでも販売がスタートとなり

大変嬉しく思っております。

 

 

すてきなご縁をいただいたこと

心より感謝申し上げます。

 

 

 

麻と共に

皆さまが

しあわせな日々でありますように。

 

 

 

Arco d'oro

デザイナー Keiko

 

 

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【コンセプト】

 

 

Wear the Earth - 地球そのものを身にまとう

ルナティカナパは植物と人間が共生する平和で愛あふれる

オルタナティブなライフスタイルの実現を願っています。

 

ヘンプを用いた天然素材・自然染めのオーガニックウェアは

肌にしっとりと馴染み 心地良く

心がワクワクするような、地球と一つになれる服。

 

人と人

人と自然

心と身体

裡と外

陰と陽…

という二つを繋げ、統合する役割があると言われるヘンプ。

 

着ていても着てないような

まるで第2の皮膚のような着心地、そして

カラフルで鮮やかな色を身に纏うことで身体と心が整い、

ありのままの貴方の輝きを引き出します。

お客様の笑顔が私たちの何よりの幸せです。

 

 

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【 Keiko Profile 】

 

株式会社ルナティカナパ代表取締役兼デザイナー。東京出身。

イタリアで服作りを学んだ後、ヘンプと出会う。

日本の麻文化に感銘を受け、2004年ルナティカナパをスタート。

野口整体で生まれ育った経験から感覚をベースに、身体にストレスのないウェア

それでいてイタリアの抜けるような美しいラインを合わせた独自の世界を表現している。

 

http://lunaticanapa.com/concept/profile.html

 

 

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