こんばんわ;)MAYUです
今日は真面目にGOTS認証とは?を私なりに書き記します。
ukAがGOTS認証にこだわるきっかけとは?
事の始まりはUKAをやり出してまる3年たったころの2015年はじめごろ。
それまでタイ・中国にバイヤーと生産担当として走り回ってそれはそれで楽しかった。
モデル撮影してUKAに載せてお客さんが気に入って買ってくれて。
Jigtagとタックくんで自然と役割分担が出来てチームも揃ってきて。
でもそれと同時に世界の色んなネガティブな部分も目に映るようになって、
一度立ち止まって考えてみた。
同じ頃Jigtagもアパレルに疑問を感じるようになり
私たちの生活も自然と寄り添って存在するべきじゃないかなーって答えに行き着いた。
そしてこの新しいLOGOを作った。
Live with nature
Design and made by Flower man
だけど、UKAのコレクションみてもどれも化学繊維混(石油由来)や超大量生産の物を
買い付けたり。。。
全然胸張って LIVE WITH NATURE って叫べない。
すごく可愛いロゴとタペストリーできたのに。
当時のUKAでは活用できなかった。
不思議なもんでこのタペストリーも上海・展示会用に作ってもらったのに
日本から送る際に初めての荷物の紛失、、、
まだ早いよ〜って事だね
でもこの可愛いロゴをいつか使う日を目標に、勉強して色んな人に出会って、
チャンス広げて2018年、
納得いくセレクションになりました。
展示会開いてほぼ全商品w持ってみんなに見てもらった
あーやっとここまで来た〜ってね
そしてここまで突き動かしてくれるアートの力ってすごいね
ピースリーフもこのとき新たに新調
design and made by Good News
大量生産が悪いってわけじゃない。Made In CHINAが悪いわけじゃない。
けど超大量生産はどうなんだろう?って思い始めた。
ま、安くていいんだけどさ。
生地もすぐダメになっちゃうし、買い替えが早くなるし、ファストファッションだよね。
いわゆる。
2011年上海に住んでた頃、上海から新幹線で4時間の
ボタンとジッパーの工場だけが集結してるとある町を訪れた時、
工場の汚染された水が川に垂れ流されていて、
目と鼻の先の畑で作物を作っている光景が衝撃的だった、、、
実際の川
ここの町だけでボタン工場の数は120件以上。50件以上がジッパー工場。
ボタン工場の町としては中国に3つある町の1つだという。
町のメインストリートらしきところに行くと、ボタンか、ジッパーのお店ばかり。
衝撃的だった。。。日本もそうだったと思う。けど規模が違う。
歩けど歩けどこの光景が続く。。。
当時、経済発展のチャンスだから下水処理はシンプルなものだけ。
もしくは全く気にもとめない工場も
※数年後政府が川をせき止めて垂れ流しの工場をチェックする動きに出ました。
これが中国の人件費の高騰でコストの%テージを最も占める縫製工場が
人件費の安いインド・バングラディッシュに移ると、
↓
テキスタイル(生地工場)も動くことになり、
↓
ボタンやジッパーなどの付属品工場が動く=同じ環境汚染現象が起こる。
その国で問題が起きたらほかの国に移る。って理由は色々で国から国へ移動するたびにどんどん環境汚染が広まることになってしまった、、、
アパレル業界何やってんねんてなるわけさ
参考になったと思うドキュメンタリー紹介します。
アルゴアさん(クリントン大統領の時の元副大統領)
このアルゴアさんの統計から見る環境問題のドキュメンタリー映画をみて考えさせられたりしました
2が出たことで約10年後も見れてわかりやすいです。
不都合な真実 (2006年)
不都合な真実2 (2017年)
UKAの展望は?
UKAをどうやっていこうかってJigちゃんと考えた結果、
可愛い服を安く送り出すだけのアパレルをする事では無いなって思った。
地球を配慮してどこまでの事ができるだろう?の限界への挑戦の方がワクワクした
でもそれって難しいって事もわかってた。
だってエシカルファッション(環境に配慮したお洋服)ってまだ少ないんだもん
でもそこも含めてその中からいかに可愛いお洋服ブランド見つけてくるかが
またワクワクしたんだよね。
そしてUKAでも作ったのがヘンプオーガニックコットン生地シリーズ
(この生地の関連ストーリーはまたあとでブログ書こうかな。)
この生地を生産した際にGOTS認証も今回取得しました。
それでもピンと来ないと思うので、今日はお勉強会ですwww
GOTS認証は
GOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)は、代表的な国際基準策定機関によって、
原料の収穫から環境に優しく社会的に責任のある製造を経て、
消費者に信頼できる保証を与えるラベリングに到るまで、
「繊維製品が正しくオーガニックである」という状況を確保する
世界的なルールを定めるために開発されました。
GOTSは評判の高い4つの組織、
OTA(米国)、IVN(ドイツ)、Soil Association(英国)、JOCA(日本)
で成り立っています。
もちろん原料がオーガニックである事を証明する物でもあるのだけども、
収穫から環境に優しく社会的に責任のある製造を経ていることも
証明されているのは嬉しいよね
生産者のハッピーが最終カスタマーまで伝わるのは意味があると思うんだ
今回は生地の生産までのGOTSを取得することができました;)
完璧ではないんだけど、でもここまでの大きな動きに出れたのが本当にUKAにとって
4年の歳月をかけて挑んだ今後を左右するくらいの大きな決断でした
GOTS認証の種類
認証機関の監督の下で、最短でも 12 ヶ月間のオーガニック農法を完了した後の
農場あるいはその一部で作られた生産物の
・イン・コンバージョン(転換期)のもの。
・畑は2-3 年以上の移行期間(イン・コンバージョン)のオーガニックの基準に沿った
栽培を経て、オーガニックの畑として認証されたオーガニックのものがあります。
今回UKAでの生地はオーガニックコットン繊維を70%以上含有ということになります。
ライセンス番号を取得しているので、このタグにその番号が振られていくという感じ
※実際のお届けの商品にはしっかり番号がついてます。
Live with natureのコンセプト
やっとLive with natureと言えるようになってきて、こんなタグも作りました
手作り・伝統・エコフレンドリー3つのコンセプトの中からセレクト。
自然に優しいもの選びで変わる世界がある。
それはバランスの取れた地球へ還る大事な一歩。
Live with natureラインは環境負荷・循環型に配慮して製作されたアイテムです。
このタグを見たらちょっとだけ地球のこと意識してみてください
最近あまり新作出せてなかったけども、これをしっかり整えたくてUKAは動いてました。
更にやりたい事もあるけど、まずはUKAのここ最近の活動紹介として書き記しました
できるだけエシカルなお洋服ブランド取り揃えて長く着ていけるアイテムを
今は集めていきたいなと思っています
できるだけそれをお求めやすいお値段で提供できたらもっといいよね
きっといい循環ができ始めるんじゃ無いかな??
なんて思います
もし共感していただけたら幸いです
お願い
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より地球に優しく人に優しい輪が広まりますように