わたしは昔からバックパッカーに憧れていた。


同時に中東という国々にもあこがれていた。
だから大学3年時に違うキャンパスに通ってまで「アラビア語」を学習したのだ。

中東に興味を持つきっかけを作ったのは他でもない私の浪人経験が影響している。

浪人時代に、特に文系は、歴史に強くなる。
これは歴史は暗記すればモノになると、多くの分かっているようでわかっていない文系学生が陥るワナだ。
実際は、みんなが苦手とする数学や、文理関係なく点数に直結する現代文や英語をやるべきなのだ。


と、勉強の方に話がそれてしまったが
つまり、多くの文系学生よろしく、私は歴史、世界史のある一部分に魅了されたのだ。


それが

長く覇権を握っている西欧文化の強大な対抗軸であり

古代ギリシア文化を受け継ぎ、ルネサンス期まで保存した偉大なる功績を持ち

ゆえに優れた技術と知恵の継承者でありつつ

日本には石油と、テロの国としてのイメージが無いにもかかわらず

今後は増大する若年人口、西欧とは違った価値・慣習で世界経済の一翼を担うであろう


イスラム。



もともと商人であったため、人付き合いが良いとも聞く。

古代ギリシアの遺産を見事に受け継ぎ、独自の宗教観で発展させたイスラム建築。



そんな国に魅せられた自分がいた。



行く国は迷った。



むかし、「イスファハンは世界の半分」と言われたペルシアことイラン!

中東イスラムの雄、そして古代からの歴史を持ち、自らの卒論のテーマにも選び、現在は国民みずからの手で民主化を成し遂げたエジプト!!

ヨーロッパとアジアの懸け橋と言われ、親日国と聞くことも多いトルコ!!

マグレブ諸国でもヨーロッパからの評判も高いモロッコ!

初期イスラム王朝で都もおかれたシリア!!


自分に自由な時間許せば、危険な状況のイラクはじめ、湾岸諸国や、いろいろ行きたい国はあったが

卒業間近な学生は時間となにせ「カネ」の制限がある。


ゆえに上にあげた国くらいで候補を絞るのだが・・・。





まず旅立つ前から私の今回の旅は不穏であった。




3/8
いざ、出発。


バックパックに荷物を詰め

成田に向かう。

私が最初に決めたルートは

日本→ロシア(トランジット)→イラン→トルコ→エジプトだった。

いや、この時点では完璧だと思っていた。


なぜなら生まれて初めてのビザ取得(イラン)もe-ビザという制度で
事前に申請、番号を入手し、空港で本格的なビザにしてもらう
手続きも済ませ、案外早い仕事に驚きつつも、メールをイラン外務省から受け取っていた。


意気揚々と空港へ向かい


チェックインカウンターでパスポートとビザの提示を求められ

言われたとおりにする。





「お客様。ビザは正確に取得されましたか?」





いやーなにいってんのよ?
ここにちゃーんとビザがあるっしょ!




「お客様。ちゃんとこちらを読まれましたか?
 

your request is imcompleted



と書かれております。」













ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!







頭の中が真っ白になるってこの事なんすね。






ここで初めて知りました。


英語を使えないやつは損をする。


ちゃんと確認しないとだめだ。焦ってはダメ。


【教訓1】確認をしっかり、焦らず確認







まあ頭ん中真っ白になったし



中東危険だから行くなと猛反対された親に事情説明し、とにかくイランは無理になったよと



でも、このままじゃどうにも引き下がれないから


今日中に飛行機探してまた旅立ちますと報告。



まあ一応親からは、頼らない!と大学生活頑張ってたものの、祝い金もらってたしね。




まあそっから鬼のように成田空港内でWebにアクセスして

翌日便の検索

まあこれは路線や旅の予定変更してすんなり決まる。


まあその代わりイラン行きの飛行機は
乗ってもいないのに
ウン万円の費用をキャンセルもできずそっくり払わされる・・・。


トホホ。


ここから私の波乱万丈一人バックパッカー旅行がはじまるのであった。