こんにちは
ぶきっちょなっちです
映画 えんとつ町のプペル 見てきました。
めっちゃ感動しました!
好きか嫌いかって言ったら、めっちゃ好きです。
ここから先はネタバレ注意です!
なにより絵が綺麗
町がキラキラ輝いていて素敵です
トロッコのシーンはドキドキして引き込まれました。
最後の星空も素敵。
音楽も好きなんです。
賛否両論あるとは思いますが、ミュージカル好きの私としては、劇中に音楽のシーンがあるのはすごく好きです。
急にセリフとかなくなるの意味わからん。醒める。って言う人には不評かも。
あと、キャラとしてはスコップが好きです。
スコップの声を担当しているのがオリラジの藤森さんなんですが、いい声ですよね。
ここから要注意です。
色々詰め込みすぎたのが気になりますね。
煙突掃除屋のボス、ダンさんのケガや、仲間の煙突掃除屋が裏切ったこと、これアッサリ描きすぎじゃない?
とくに裏切った人のことが知りたいよね。
どういう心の葛藤があってそうなったのか。
まず、上司に言われて仕方なくっていう感じではありませんでした。
ルールからはみ出た人を機械的に始末しようとしたのか。
常に誰かを痛めつける理由を探してるサイコパスなのか。
どちらにしろ常人ではないですよね。
話の展開に必要な事件だったのかもしれないけど、キャラクターへの愛がないように思いました。
過去のシーンでチラッと出てきた星占いのお姉さん。
え、星のない世界で星占い!?ってびっくりしました。
その後なにも語られないまま、異端審問官の会話で星占いを捕らえた、とういような会話。
それだけ!?
何も語らないなら登場させなくていいですよね。
登場人物は増えれば増えるほど把握できなくなってくるから、極力減らすべきです。
見ている方としては、あの人捕まったの!?とドキドキしますが、ルビッチたちは全く気にしていません。
なんて冷たい人なんだ。
もしかしてあの星占いとは別の星占いなのかな…
それだといよいよ意味がわからないですけどね。
本当に必要のないシーンだと思いました。
ルビッチは冷たい人だなって思わせるだけのエピソードです。
次に、耳をとる少年。
ヒールは絶対に大人であるべきです。
成長途中の子どもが罪を犯して罰を受ける姿なんて誰も見たくないですよね。
絵本の方では絶対的な悪役が子どもたちだったので、本当に信じられない、絶対に子どもに見せたくない、と思っていたのですが、映画では大人の異端審問官が悪役をしてくれたので子どもたちはそんなに悪いことはしてないんです。
でも子どもがゴミ人間プペルを殴って、プペルの耳が取れて片耳が聞こえなくなるシーンがあるんです。
みんなで殴るんではなく、1人だけが怒ってほかの子たちはそれを止めるんですが、それでも、耳が取れるまで暴力を振るうって…
ゴミ人間は人じゃないからいいのかな。
耳が聞こえなくなる重傷を負わすって、普通ならやばいことだと思うんですよ。
取り返しがつかないことを子どもにさせないで欲しい。
まぁ、必要なシーンではあると思います。
少年アントニオが、自分が捨てた夢を追いかけているプペルとルビッチを見て感情を爆発させてしまうシーンも、耳が取れたら耳が聞こえなくなって、二度と戻らないシーンも、物語の進行上必要なシーンです。
あと、ルビッチの父親がなんでいなくなったのか、彼がどこまで見たのか、全然わからなかった。
父ちゃんは星を見たのかな。
↓
スコップから聞いたんだ!
↓
父ちゃんは見たんだ!
どういうことどういうこと?
普通に見たって聞いてた設定にした方がよかったんじゃないかな?
大事なシーンでお父さんは星を見たの?なんでそう思ったの?ってところが気になっちゃったのはかなり残念です。
実際には本当に見たのか、あると信じているのかはどちらでもいいんですけどね。
最後に、悪役のその後が描かれていないのが気になります。
悪役だけじゃなく、えんとつ町のその後かな。
外は危険だから鎖国してたんじゃないの?
外を見せないようにしてたんじゃないの?
確かに、外の世界は危険だと家の中に我が子を閉じ込める親はいい親とは言えないかもしれない。
でもそこには愛があるじゃん。
危険な目にあってほしくない、危険を連れてきてほしくない、その気持ちは悪いことじゃないはず。
今後えんとつ町は外の危険から身を守らないといけない。
ちょっと考えたらわかることだとは思うんです。
やり方は間違えたかもしれないけど、悪役も悪い人じゃないって。
それを全く描かないのはどうなのかな…
でもね、冒頭に言いました。
私、この映画大好きです!
まだまだ荒削りではあるけど、絵本よりはずっとよくなっています。
絵本はちょっと酷評してもいいですか?
悪役を子どもにやらせているところが何よりも気に入らないのですが、耳が取れるだけでなく、片腕もなくなり、さらに命の危険まで感じるほど何度も暴行を受けているんです。
これはやばい。こんな残酷なことができる子どもなんてまぁ、いませんよ。サイコパス過ぎます。
映画では思わず手が出てしまったけど、反省もするし、それを止める子どももいたので、安心しました。
あと絵本では配達員?が配達中の心臓を落とす…みたいなシーンから始まるのですが、これはちょっと意味がわからなくて3度見ぐらいしました。
そういうファンシーな世界観なの?って思ったらその世界観その後一切出てこないからね。
混乱させるだけの要素ですよね。
これが映画では空から不思議な石が降ってくるって感じなので、なんの違和感もなくなりました!
そう、絵本から映画になることでいろんな不自然な要素がブラッシュアップされてきているんです。
上記に述べた通り、まだまだブラッシュアップできそうなところはあります。
でも気になるところがあるからって、あの感動はなくならないんですよ!
プペルとルビッチが夢に向かって頑張って、人々の心を動かすシーンは、本当に感動しました。
それまでのルビッチの心の葛藤もうまく描かれていて、涙なくして見れませんでした。
いい映画だからといって、全てがいいとは限らないけれど、いいものはいいんですよ。
今回はそういうお話でした。