凛として・・・紅（あか）深き望むなら渡そう　陽の光を

こんばんわ

いつの間にか・・・

木々の緑の隙間から除く日差しが

眩しく感じられる季節に替わりました

初夏の彩は皆さんの街にも訪れているでしょうか

僕は先日、久々に県外撮影に足を運び

ゴールデンウィーク中の広島フラワーフェスティバルに

足を運びました

例年多くの観光客で賑わう祭り

広島駅から市電に乗って下りた先は「原爆ドーム前」

歓喜の声が響き渡るこのドームで最初のシャッターを切った時・・・

不思議なほど静寂に包まれ

そういえば・・・

長崎の平和記念公園を訪れた時も同じ印象だったのを覚えています

晴れ渡る空・・・

あの瞬間もこんな空だったのだろうか？

風化する赤レンガ・・・黒い瓦礫

「生命宿る無言の朱色」

たった一発の爆弾を持って一瞬にして跡形もなく灰と化した

「生命の大地」に立つ時

自身の・・・いえ

全ての現代日本の礎となり　その生涯を終えた

　　　名も知れぬ小さな灯に　深く感謝するとともに

　　　　　不正義を憎み　　卑怯卑劣を嫌う日本人たちが

　　　　　　　その小さな生命を懸けて　アジアの植民地解放の責任を担った事実を・・・

現代日本人が　

自らの手でもう一度　その歴史の真実を学び

　　　　　　　　　　　　　「人としての尊厳」を大切にする心を永劫に受け継いでいくことを

この地に眠る人々が

風化する朱を通して確かに

僕にはそんな声がどこからか聞こえてきます

もうすぐ・・・またあの暑い夏の日がやってきます

もしお時間があれば　ぜひ広島　長崎にお立ち寄り頂き

祈りを捧げて頂ければ幸いです

おやすみなさいzzz...

kimiga-tame　～　強く美しきものよ　あるがままに　～