2011年3月11日・・・
今日のブログ掲載に先立ち
東日本大震災で亡くなられた皆様とそのご家族に心より哀悼の意を捧げます
あの日・・・なにもかもが消えてしまいました
15000人以上もの方々の生命が
大切な故郷が・・・想い出が・・・夢が・・・希望が
被災された方々の悲痛なほどの想いは僕達には図り知ることが到底できないと
日々報じられる東北各地の惨状に僕達も言葉を失ったほどです
あれから1年・・・
僕達はこの震災を通して多くの事を教えられました
その一つが「絆」という言葉
「愛するものがある限り 最後まで決して諦めてはいけない」
先日、ある報道番組で紹介された自衛隊災害派遣
普通に考えれば自衛隊は仕事なんだからあたりまえでしょ
そう僕も思っていました
ですが・・・
高知県から派遣されたある部隊の方々への取材でその考えは一変しました
石巻にある大川小学校周辺での行方不明者の捜索
高台に避難する途中に津波にのまれ全校生徒の2/3以上の74名の子どもたちの安否がわからなく
なっっていました
ある隊員の方々の記憶・・・
「捜索の日々、小学校周辺には毎日保護者の方々が心配そうに見守っておられました
そんな最中、がれきの下にまるで眠っているだけのように思える少女を発見しました」
保護者の方からありがとうございましたと声を頂いた時・・・彼は思ったそうです
「どんな形であっても絶対に見つけてご家族に逢わせてあげたい」
仕事を超えて「人」としてやらなければならないという想い
全ての隊員の方々は食事も早々に切り上げ、疲弊しきった体を引きずりながら毎日毎日
不明となった人々を探し続けたそうです
そしてこの部隊の隊長さんは現地の惨状に「仕事」という義務感では乗り越えられないと考え
「がれきは捨てろ・・・想い出は掘り起こして綺麗にしろ」
毎日指示されたそうです
そこにある唯一の「生きていた証」は大切に回収され
後日ボランティアの方々の手で修復されご家族に渡されたそうです
そして2か月に渡る活動を終えたこの部隊の方々は現地を離れる際
「ひまわり」の種を撒いていかれました
笑顔の象徴・・・番組ではその想いを伝える事はありませんでしたが
「人として」なすべきこととは何なのか
改めて教えて頂いた瞬間でした
今・・・
復興は進んでいるものの現地だけでは到底解決できない課題が山積しています
僕達は「あの日」誓った「絆」の意味をもう一度考え
改めて同じ「人」として何をなすべきか・・・何ができるのか・・・
考えなければならないと思います
今日がその1日となりますように・・・
今日のフォトストーリーは「故郷再生」という願いを込め、
大切な人と過ごした「想いでの場所」をテーマとし3月11日午後2時46分にアップしました
この日・・・多くの皆さまから頂いた想いを「永遠」に忘れない事を誓う為に・・
BALLAD ~ 小さな祈り ~
今も・・・この震災による行方不明の方が3155名(3月10日現在警察庁資料発表)
1日も早いご家族との再開が叶いますように・・・
今日のブログ掲載に先立ち
東日本大震災で亡くなられた皆様とそのご家族に心より哀悼の意を捧げます
あの日・・・なにもかもが消えてしまいました
15000人以上もの方々の生命が
大切な故郷が・・・想い出が・・・夢が・・・希望が
被災された方々の悲痛なほどの想いは僕達には図り知ることが到底できないと
日々報じられる東北各地の惨状に僕達も言葉を失ったほどです
あれから1年・・・
僕達はこの震災を通して多くの事を教えられました
その一つが「絆」という言葉
「愛するものがある限り 最後まで決して諦めてはいけない」
先日、ある報道番組で紹介された自衛隊災害派遣
普通に考えれば自衛隊は仕事なんだからあたりまえでしょ
そう僕も思っていました
ですが・・・
高知県から派遣されたある部隊の方々への取材でその考えは一変しました
石巻にある大川小学校周辺での行方不明者の捜索
高台に避難する途中に津波にのまれ全校生徒の2/3以上の74名の子どもたちの安否がわからなく
なっっていました
ある隊員の方々の記憶・・・
「捜索の日々、小学校周辺には毎日保護者の方々が心配そうに見守っておられました
そんな最中、がれきの下にまるで眠っているだけのように思える少女を発見しました」
保護者の方からありがとうございましたと声を頂いた時・・・彼は思ったそうです
「どんな形であっても絶対に見つけてご家族に逢わせてあげたい」
仕事を超えて「人」としてやらなければならないという想い
全ての隊員の方々は食事も早々に切り上げ、疲弊しきった体を引きずりながら毎日毎日
不明となった人々を探し続けたそうです
そしてこの部隊の隊長さんは現地の惨状に「仕事」という義務感では乗り越えられないと考え
「がれきは捨てろ・・・想い出は掘り起こして綺麗にしろ」
毎日指示されたそうです
そこにある唯一の「生きていた証」は大切に回収され
後日ボランティアの方々の手で修復されご家族に渡されたそうです
そして2か月に渡る活動を終えたこの部隊の方々は現地を離れる際
「ひまわり」の種を撒いていかれました
笑顔の象徴・・・番組ではその想いを伝える事はありませんでしたが
「人として」なすべきこととは何なのか
改めて教えて頂いた瞬間でした
今・・・
復興は進んでいるものの現地だけでは到底解決できない課題が山積しています
僕達は「あの日」誓った「絆」の意味をもう一度考え
改めて同じ「人」として何をなすべきか・・・何ができるのか・・・
考えなければならないと思います
今日がその1日となりますように・・・
今日のフォトストーリーは「故郷再生」という願いを込め、
大切な人と過ごした「想いでの場所」をテーマとし3月11日午後2時46分にアップしました
この日・・・多くの皆さまから頂いた想いを「永遠」に忘れない事を誓う為に・・
BALLAD ~ 小さな祈り ~
今も・・・この震災による行方不明の方が3155名(3月10日現在警察庁資料発表)
1日も早いご家族との再開が叶いますように・・・