僕が感じたこの風をきっと・・・まだ見ぬ未来を生きるあなたへ

２０１０年６月１１日・・・

東北関東大震災から３カ月が経過致しました

亡くなられた方１５，４０５名　未だご家族と再会できない方８，０９５名

ブログ更新に先立ち　亡くなられた皆様のご冥福を心からお祈り申し上げます

そして　未だ不明となられた皆様方が一刻も早くご家族と再会を果たされ

避難生活を余儀なくされた皆様におかれましては　１日も早い日常生活の再建が進みます事を

願って止みません

同じ国に住む隣人として・・・

僕達は皆さまの事を同じ空の向こうからですが　一人ひとりが出来る事を

そして全ての皆様が「普段の日常」を取り戻すその日まで見守り続けていく事を約束する日として

今日と言う日を胸に刻んで参ります　どうぞお体にはご自愛頂きながら苦境に負けることなく明日と

いう夜明けを見続けて下さい　私達も共に歩んでいきます

　復興という夜明けに向かう皆様へ　　たっちゃん

今、瓦礫と化した故郷で懸命に「あの日の日常」を取り戻そうと

多くの皆さんが戦っておられます

ですが・・・今日の朝日新聞にこんな記事が掲載されていました

「また外れた」「うちも全然あたんねえべ」

宮城県女川町の避難所の体育館で仮設住宅３度目の抽選に外れた住民の方々のため息

勤めていた会社も、自宅の町営住宅も津波で失い、小学６年生の娘さんは今も余震のたびに

身を震わせるが、友人との修学旅行を心待ちにしている

だから転校する事もためらいなんとか故郷の街での生活再建したいと思うが・・・

プライバシーのない避難所での生活　仕事も失う中で収入はなく

生きて行くためには・・・この街を離れていくしかない

「もう限界だ」・・・

被災地の方々の素直な気持ちです

以前書いた通り・・・東北の皆さんの「故郷」を離れたくないという想いは誰よりも強いと感じています

そんな皆さんが漏らすため息の重さを僕達はただ茫然と見つめる事しかできない現実

応援にはならないかも知れませんが・・・

今日のブログは誰にでもある「故郷」をテーマにしました

苦渋の決断の中、新たな地で生活を迎えられた皆さんが心の支えとして頑張れる勇気を与えてくれるのは

あの日見た故郷の大地であり、鳥や虫たちや、四季に咲く草花そして家族の笑顔だと思っています

その大切な想い出をいつまでも持ち続けいつの日か

大切な人の待つあの場所へ「心」だけでも戻れるように・・・

忘れないで下さい　みなさんの大切なものがきっとそこには永遠に生き続けています・・・

Regression　～　あなたを待つ場所　～