枯れない桜の木・・・運命という「未来」を信じて

こんばんわ　たっちゃんです

温かな春風とともに　僕の住む山口県では「桜」も終わりを告げようとしています

そんな中・・・　

真新しい制服を着た小さな女の子を見かけました

入学式のあとらしくお母さんと一緒に歩くその後姿には「輝き」が満ちあふれていました

いつもなら間違いなくシャッターを切っていたはずなのですが・・・

僕はファインダーを覗くことすらできませんでした

あの大震災からちょうど１ヶ月・・・

被災地でも入学式や始業式が行われている事はニュースでも報じられていますが

僕の目には明るく見せてくれる彼らの姿には・・・

言い知れない程の「哀しみや苦しみ」を必死に堪えているようにしか見えませんでした

僕の見方は誤っているのかもしれません

でも・・・

「そこに座るはずの机にはもう昨日見たはずの笑顔はない」という現実

そして・・・

希望と不安に抱かれながらも新たな「未来への扉」を開こうとした小さな生命を

一瞬にして奪ってしまった現実に

これを神が与えた「運命」という試練であったとしても

「始まりのない終わり」などあってはなりません

到底受け入れる事のできない心の傷み・・・

「永遠」という意味を語るにはあまりにも若すぎる彼らに

大人たちがどう関わり　支えていくか・・・

なにより大切な「心」の復興こそがこれからの課題だと感じています

明日の暗闇に未来を問いかける君たちへ・・・

今日のこの詩が「一筋の光」を導いてくれる事を祈っています

２０１１年４月１１日

「生き抜く」事の大切さを　この震災で自らの「生命」と引き換えに教えてくれた皆様に

心から哀悼の意を表します
　　

Forever　～　枯れない桜の木の下で　～

ソメイヨシノが咲く頃ぼくら　違う道をめざしてゆくだろう

　　　暖かい風・・・運ぶ別離を　止める術を学ばなかったの

「卒業しても友達だよね・・・？」　枯れない桜の木の下で

　　　明日の暗闇に問いかけた未来　始まらない終わりを待ってた

逆巻く時代に流されたふたり　どこまでも　どこまでも

　　　運命を信じてた

心許して話せる人に　君のほかに出逢えるだろうか？

　　　いつしかふたり肩を寄せていた　言葉以上分かりあえたんだ

君の「未来」と僕の「未来」が　重なった時にまた逢えると

　　　明日の暗闇に消えかけた光　聞くことのない答えを待ってた

永遠と呼ぶには若すぎたふたり　いつまでも　いつまでも

　　　運命を信じてた

瞼を腫らしたその胸の傷み　どこかで消えるときがくるから

　　　哀しみはやがて喜びに変わり　いつの日か逢えるだろう

桜の木の下で・・・

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

明日という１日があなたに素晴らしい日常を与えてくれますように・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by たっちゃん

ランキングにご協力お願いします