いのち燦(きら)めく未来へ・・・。

2001年に開催された「ジャパンエキスポ山口2001」。


あれから9年。この博覧会の裏に隠されたもう一つの知られざる世界、そしてその後。

華やかな舞台の終焉とともに、ここに残る関係者の方々の英知を探ってみようと思う。

いつもながら、僕の視点として・・・。


「誇り」ある未来を子どもたちに・・・

その願いは、階催時のパビリオンにもあった。

が、今は撤去され現存するのはこの多目的ドームと一部施設のみ。



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この建物の主要構造は鉄骨だが、その外装には山口県産木材が使用さ

れている。地産地消であり温もりのある空間が出現する。

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形状は、向こうに見える「日の山」に模しており、まさに日出ずる国を印象させる。

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そして当時としては画期的な「ソーラーシステム」の導入。このドームの外周を覆い環境に優しい施設づくりの痕跡が伺える。

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温もりある空間は、訪れる人々の心をそっと和らげてくれる・・・。

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幸せの一瞬。彼らも今日は散歩しているらしい。優しい環境は「愛」も育むのだろうか。

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海辺にほど近いこの公園は、エキスポの後、展示施設は全て撤去され芝や木々、水のある公園として再整備された。そして広大な駐車場はそのアスファルトが全て剥がされ、グラウンドや休憩地として自然の姿に戻された。

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語られなかったもう一つのテーマ・・・

「いのち燦(きら)めく」・・・いのちとは、この地球に住む全ての生命。虫達や獣たち、そして植物は豊かな大地と水、輝く空の下で「理由」があって生きており、太陽の煌めきの下で「共生」しなければならないという事。

この場所にいて、聞こえないけれど暖かな風がそっと僕にささやいた。

そう、これこそが僕の住む町であり、自然と共生していく事こそがこの地球を未来に燦めかせる人類の希望であると・・・。
このエキスポで演劇プロデューサーをされた「山元寛斎」さんがこう叫ばれたように思う。


いのちきらめけ、明日にときめけ・・・



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これこそが、今を生きる僕たちが真になすべき道しるべであると。

今も、僕の心に残っている命の源・・・。



※明日はこの公園の夕暮れを紹介しますね。