部活動で捻挫をしてしまい
それから部活動の仲間とは
疎遠になりがちだった

それでも親は通常通り
中学校には行けていたと
思っていた

中学3年生の確か6月ごろに
修学旅行があり、
そこがひとつのきっかけ
だったのかもしれない

3年生に進学して
新しいクラスの中で
グループを作って
修学旅行への取り組みを
授業でも行なっていく


誰と誰が一緒のグループに
なるか?
女子中学生の中では
このグループ決めは
死活問題となる


それでも長女は
準備から実際に
修学旅行に行く日まで
毎日楽しそうだった


それが修学旅行から
帰ってきて急に
学校を休みがちに…


私は仕事があるので、
朝、いつも通りに
お弁当を作り、
長女に持たせる

当然、親は
学校に行ってるものだと
思ってた日に
遅刻していたり
早退していたり
そして
休んでいたり


それからしばらくして
朝、布団から起き上がれず

頭がいたい
お腹が痛い
気持ち悪い

などなど
不定愁訴を言うようになった

中学3年生の修学旅行という
一大イベントが終わり、
夏休みに入るところ

ここから
それぞれ来年の受験に向けて
塾に通い、夏期講習など
勉強に熱が入る時期


私にとって
初めての子供であり
初めての受験であり

初めての…
初めての…
初めての…

長女が生まれて初めて
目の当たりにする子育て

初めてのことを、何とか
順番にこなしてきた私

子供が学校に行けなくなる

という初めては
想定外の出来事だった

ただ、ただ

どうしたら良いの?

という気持ちだった