ふんどし日和写真展、酒田に現る。
お久しぶりの更新でございます。
地に埋もれしブロガー納豆牛乳です。
突然ですが皆様、「ふんどし日和」をご存じでしょうか。
それは2年前の春爛漫の日。
満開の桜の木の下で、健康優良的な男性が真っ赤なふんどしを翻して舞い躍る、謎の写真が突如現れWeb上を騒然とさせました。
かっこよく美しいのに、なんだかおかしみもあって楽しい写真シリーズ、「ふんどし日和」。
個性派ダンスパフォーマーの五十嵐結也さんが舞い、梅棒メンバーでプロカメラマンでもあるしぇーねーさんこと飯野高拓さんが激写するこの作品は現在も日本各地の春夏秋冬を背景に絶賛更新中。
この作品シリーズが大好きなんです。
北へ南へ、東へ西への日本各地の美しい作品を毎回楽しみにしながら
「いつかこの地でふんどし日和なんて・・・ないかなあー(°▽°)」
と妄想したりして。
と、言うのも。
実は撮影者である飯野さんは私が暮らす裏日本の片田舎こと山形県酒田市のご出身なんです。
・・・・・え?????なんですと??
それを知った時の衝撃たるや。
(この話は長くなるのでまたいずれ)
だって!あの飯野高拓さんですよ?!
ふんどし日和だけでなく、私の敬愛するDAZZLEなどのダンサーさんやその他数多くの商業写真を手がけるガチのプロカメラマンでありながら、
超人気ダンスグループ梅棒でバシバシ踊っている、あの、例を見ない人!!!
詳しくはこちら!https://www.umebou.com/
ダンス=盆踊りが関の山であるこのど田舎もとい地元から、
こんな方が出ていて、こんなにも活躍しているのに、それを誰も知らないだなんて・・・
解せぬ!もったいない!!
と、悶々し続けておりました。
それから約2年の年月が経ち・・
どーーーん!!!
地元で活動する団体や市出身アーティストによる複合イベント「サカタアートマルシェ」で、写真展を開催!!
(アートマルシェの他の催し物のお話はまた改めて。。。)
会場は市民会館2階の静かな空間。
ちなみに館内唯一この部屋だけが土足禁止でスリッパに履き替えて入室する仕様だそう。
ちょっと緊張しながら、いざ純情に拝観!
すると
開け放たれた両開きの扉の向こうに広がる、大パネルに加工された「ふんどし日和」の数々が!!!
これは夢か?!いや現実!
しかもパネル加工って・・・
大判写真プリントでも豪華なのに・・・
三脚に立てられ大パネルで展示されたふんどし日和は非常に見応えがあり、ひとつの絵画作品のよう。
小さなスマホ画面やデスクトップをスクロールさせてみるのとは質感が全く違いますね。
Webには出ていない、地元の名所で撮影された作品もあり、こうして見るとなんだか新鮮!
遅めの時刻に伺ったにも拘らず、結構な盛況ぶりでした。
しかも驚くべきは、ほとんどが初めて飯野さんの作品をご覧になった方だったという事。
地元の皆さん、本当に全く抵抗なくふんどし写真を鑑賞。
ご高齢の方々が「勇ましくて元気だなあう」「健康そうで金太郎さんみたい」と談笑していたり、
小さなお子さんが「なんかこのひと(ふんどしで飛んでいる姿が)アンパンマンみたいー」と言っていたり、
はたまた地元に多数いる写真に詳しい方々が食い入るように眺め、よくわからない専門用語で褒め称えていたり。
「なんか小難しい前衛アート的作品なのかなと思って覗いたんだけど、何これ全然違うwww綺麗だし明るさ満載で笑ったwww」
と話してる人がいたり、とにかく皆さん笑顔。
「ふんどしの写真は見たことあるけど、撮ってるの地元の人だったなんて凄くね?!」と話しているカップルもいたり。
絶えず人が訪れていて、私がいた時間だけでも入れ替わりで結構な人数が。
地元のお知り合いや遠征されてきた方がご挨拶されていたり、初めて作品を見たであろう方があれこれ質問したり、ずっとしぇーねーさんひっぱりだこ。
人見知り万歳な当地住民、面識のない作者にばんばん話しかけに行くだなんて初めてみる光景かも。
飯野さん、お一人お一人に熱く丁寧に作品の話などご説明されていました。
もしかしたら開催中はずっと喋りっぱなしだったんじゃなかろうか。。。
私はあいにく参加できなかったのですが、2日目の正午に開催されたトークショーも大盛況で当初の予想を大幅に上回る人数が集まったとの事。
参加した友人や会場スタッフさんによると予想を遥かに上回る人数が集まって椅子もスリッパが足りなくなって立ち見が出る勢いだったとか。
都内のイベントには比すべくもありませんが、人口の少ない地元にしては
そして後日。
誘った友人達から、行った!見た!ヤバかった!圧倒的で衝撃だった!との連絡をもらったり、
結構言いふらして回ったつもりだったのに全く別の方面から「この間ふんどし展示があったなんて知らなかったー!!行きたかった!!!」
と言われたり、
地元の新聞に記事を見つけたり。
モデルの五十嵐さんや、飯野さんが実際に踊るところが見たいー!と言う声も多々あり。
まだまだ反響は大きいようです。
いくら故郷とは言え、都会から遠く離れた地方の小さなイベントに手間暇かけてわざわざ来てくださって、
全力投球の素晴らしい作品を展示してくださった飯野さんには本当に感謝です。
地方の片田舎であっても、またこうして皆が笑顔になれる楽しい何かがまたあればいいな、と地域住民は願うのでした。
じゃじゃ覚え書き
レシピはあくまで個人のメモなので、詳しく知りたい方は某料理サイトとかで調べてみてください。←
材料
・玉ねぎ、3~4個くらい
・ひき肉(豚ひき肉でも合びき肉でも)、玉ねぎの半分くらい
・干し椎茸、3~5枚くらい
・にんにく、1個
・生姜、にんにくの半分くらい
・味噌(だし入りでない、辛めの赤味噌)、おたまにドカッと2~3杯くらい
・甜面醤、大さじ1くらい
・砂糖、大さじ1くらい
・酒、大さじ1くらい
・黒ねりごま、小さじ2くらい
・オイスターソース、小さじ2くらい
・干ししいたけの戻し汁
では、作り方。
まず、干ししいたけを3~5枚くらい水に浸けて戻しておきましょう。
戻し汁も使うので捨てないで~
そして、
玉ねぎ3~4個くらい
にんにく1個(ひとかけ、じゃなく1個)
にんにくの半量くらいの生姜
これを、ひたすら、ひたすら、ひたすら刻みます。
ひたすら、ひたすら、ひたすらです。
(玉ねぎは何日かに分けて刻んで冷凍保存しておくと便利です。理由は後述します)
あと、豚ひき肉
豚ひき肉を軽く色が変わる程度に炒めて一旦皿に取ります。
その脂で生姜+にんにくを炒めて香りを出し、
ひたすら刻んだ玉葱を加え、炒めます。
ひたすら、ひたすら、ひたすら・・・・・・・・!!
まあこれが時間かかる!30分以上はかかる!
でも、これさえ終われば大体完成なんです。
(ちなみに刻んだ玉ねぎを冷凍しておくと細胞が壊れて火が通りやすくなります。
凍ったままアバウトに入れても大丈夫なので是非お試しを。)
玉ねぎが透き通ったら干し椎茸を加え、ひき肉を再び加え、炒めます。
サッと炒めたら、酒としいたけの戻し汁を入れ、
砂糖、甜面醤、味噌、黒ねりごまの順に加えます。
味噌は多めに入れて、濃い味気味にしましょう。
なんてったってこれをうどんにかけるので。
味見しながら調節し、何となく全体的に一体感が出るまで(笑)煮詰めます。
火を止め、・・・・じゃじゃ味噌、完成!
うーん、黒い。。。
これをうどんにかけて頂くのですが、食べ方もちょっとコツ?があるんです。
次の記事に続きます~。