四柱推命のベースとなる陰陽五行説では木、火、土、金、水の五つで世界のあらゆるものが構成されていて、その五つの要素は陰と陽が含まれているとされています。
自分を自然の中のものに当てはめると何になるか…を知ることは、自分が何をしたくて産まれてきたのかを知る指針になります。
カウンセリングでも、この部分をお話しすると気持ちが楽になる方は少なくなかったんですよね。それだけ自分のことを客観的に知るって大事なことなんだと思います。
なのでそれぞれの十干についても、少しずつ書いていこうと思います
あなたの気持ちが少しでも楽になって、自分のことをますます好きになりますように。
まずはあなたの日干を確認してみましょう。
花木えりな先生の命式サイトからご確認ください。
赤く四角で囲っているところがあなたの日干です。
甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸
のどれかが書いてあります。
今日は、その中でも癸と書いてある方に。
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癸は、みずのとと読みます。
水（みず）の、弟（と）。
水のグループで、
雨とか雫いう意味があります。
壬のようなダイナミックさはないけど
静かにコツコツと。
少しずつ少しずつ、
重なって連なれば
大きな水たまりになれちゃうし、
一箇所に対してずーーっと雫が落ちれば
コンクリートにも穴を開けれちゃう。
そういう
一つのことに対して
努力し続けられる精神力と情熱が魅力。
見た目はとても柔らかく、
内側は芯がとっても強い人なんです。
そんな癸さんの最大の特徴は
癒しの存在であることです。
雨が降ることで、
地上が潤い、植物や生き物たちが
喜びますね。
また、雨の音には癒し効果のある
「１／ｆゆらぎ」という
自然のリズムがあると言われています。
なので雨を表した癸さんは、
存在そのものが癒し♡
誰かの気持ちに寄り添って
誰かの役に立ちたい。
人の喜びが、自分の喜びに直結する…
そんな人ですね。
みんな、心地よく過ごせてるかな？
わたし、みんなの役に立ててるのかな？
ついつい、
他者のことを優先にしがちになるので
あんまり自分の本音を伝えることが
得意な方じゃないかもしれませんね。
人に尽くしたいという気持ちは魂が喜ぶので
「やりたいこと」なんだと思います。
その「やりたい」の気持ちを一旦横に置いた時に、
あなたがどんなことを感じてるのか…
（喜びなのか、不安なのか）そこを感じてみて。
でも大丈夫。
いつも誰かの幸せを想ってる
あなたの本音が
誰かを傷付けることなんてないから。
地上に降り注いで貯まった水が
淀んでしまう、その前に。
優しく柔らかく
体の外へ洗い流してあげましょう。
嬉しいことも、悲しいことも洗い流して
次に進むための余白を作ってあげること。
癸さんだからこそ、できることですね。
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