四柱推命のベースとなる陰陽五行説では木、火、土、金、水の五つで世界のあらゆるものが構成されていて、その五つの要素は陰と陽が含まれているとされています。
自分を自然の中のものに当てはめると何になるか…を知ることは、自分が何をしたくて産まれてきたのかを知る指針になります。
カウンセリングでも、この部分をお話しすると気持ちが楽になる方は少なくなかったんですよね。それだけ自分のことを客観的に知るって大事なことなんだと思います。
なのでそれぞれの十干についても、少しずつ書いていこうと思います
あなたの気持ちが少しでも楽になって、自分のことをますます好きになりますように。
まずはあなたの日干を確認してみましょう。
花木えりな先生の命式サイトからご確認ください。
赤く四角で囲っているところがあなたの日干です。
甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸
のどれかが書いてあります。
今日は、その中でも己と書いてある方に。
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己は、つちのと読みます。
土（つち）の、弟（と）。
田や畑を表現しています。
広い大地に風が吹き抜け、
のどかな景色からは
平和を感じられます。
そこに生きる人たちの、生命の営み。
穏やかに時間が流れていくように
生活感があり、庶民的で親しみのある
穏やかな雰囲気を己さんは持っています。
田畑は作物を育てる場所なので、
キーワードには「育てる」が出てきます。
人材育成や教育関係をお仕事に選ぶ方も多いようですね。
作物を作るのに時間や手間がかかるように
コツコツと粘り強く努力を重ねて
物事に取り組める強さを持っています。
育つのを「待てる」って相当な強みです。
また「育てる」という意味では
面倒見がよく、お世話好き。
人一倍、家族思い。
それはそれでステキなことだけど
人のお世話ばかりしていると、
自分のことはつい疎かに。
私はこんなに頑張ってるけど
ちゃんと愛してもらえてるのかな…？
己さんの養分は
愛されていること、必要とされていること。
それを体感で分かっていること。
乾いて堅い土には、木も草も育たないから
適度に湿り気のある
ふかふかの土であることが大切。
だから
遠慮なく愛されちゃって。
誰でもない、自分から。
もう一度書きます。
乾いて堅い土には、木も草も育たないから
適度に湿り気のある
ふかふかの土であることが大切。
あなたの大切な人が、のびのび育つ環境を
あなた自身の中に整えること。
それがあなたの役割です。
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