サミットに参加
サミットと言えば
「エクスタシーサミット(注1)」か
「HARD ROCK SUMMIT(注2)」
あと近所のスーパーしか知らないみゃっつーです。
そんな私がとあるサミットに参加するため、始発で山形県鶴岡市へ。
鶴岡には加茂水族館という、クラゲの展示種類数世界一の水族館があります。
ここで行われる「クラゲサミット」に参加してきました(←ツッコミは無用)。
最初は「クラゲってどんな生き物?」的な勉強会で親子連れ限定だったそうですが、Jfishというクラゲ研究者や愛好家の団体のオフ会を兼ねたイベントに途中で変わったようで、私のような得体の知れない大人も参加OKになりました。
まずはサミット前に水族館を下見。
古い施設ではありますが、ラッコ(肉球を全開で見せながら熟睡中)やゴマフアザラシなどの海の生き物たちが普通の水族館よりもかなり近くで見れます。しかも人慣れしてるのか、やたら愛嬌がいい。ステキです。
外ではウミネコの餌付けタイムなどもあり、餌付け時間が近くなると、近くのテトラポッドや水族館の屋上などに等間隔にウミネコが止まっています。
いつの間にか、
若干恐怖感が漂うほどの数の鳥たちが集まりました。
エサの魚をあげ始めると、鳥の羽ばたきで風が・・・!
ヒッチコックの「鳥」を思い出す一瞬。
・・・どさくさにまぎれて、カラスもエサをもらいに来てました。
クラネタリウムと呼ばれるクラゲコーナーも、スペースはそれほど広くはないのですが菊の花のような突起のあるハナガサクラゲや、イルミネーションのように虹色の光を発光するウリクラゲなど、美しいクラゲたちでいっぱい!
ミズクラゲの水槽は大きく圧巻ですが、入れすぎじゃないのかと思うほどクラゲがてんこ盛りで入ってます。
水槽前にはベンチもあったりして、かなりボーッとできるスペースです。
クラゲがウリの水族館ではありますが、私の愛して止まないタコやイカたちも頑張っておりました。
さて水族館内のクラゲ研究室(繁殖などが行われるコーナー)は、
夏休みで遊びに来た感じの親子連れやら、
大学の生物学科などでクラゲを研究テーマにしている学生さん、
東北から九州まで、公的機関や水族館でクラゲを担当するモノホンの研究者の方々、など
雑多な目的の人々で埋まりました。そして野次馬約1名。
内容は
「加茂水族館はクラゲ展示にどう取りくんでいるか」
「エチゼンクラゲ(注3)大量出現の謎」
など、至極マジメ、そしてときどき素人には難解な専門用語も登場するようなもの。
「ポリプが・・・」
「塩基配列が・・・」
「ハプロタイプが・・・」
2組いた親子連れのうち、片方の子供はかなり早い段階で気絶(熟睡)してました。
仕方ないよなぁ・・・。
ちなみにこの加茂水族館に、私が春に行った香港のオーシャンパークのクラゲ専門水族館に似た、クラゲをライトアップして見せる水槽があるなあと思ってたら、ここのスタッフさんが直接飼育指導を行ってるそうで。
意外な所でつながる水族館の輪。
しかしクラゲ担当の方曰く
「英語で上手く説明ができなくて、海外の水族館の人と交流するのが辛いっす」
とのこと。
遊びに行って話せないのと仕事で行って話せないのとでは訳が違うし、みんな苦労してますなあ・・・なんて。
トイレ休憩時にスタッフの方(おそらくエラい人だと思われる)が、「話が難しくてすいませんねえ」などとお菓子を配ったりしていて、微妙にアットホームだったサミット。
時間の都合で私はフルで参加せずに途中退席したんですが、講義の〆がクラゲをテーマにした歌でした。
水産大学の先生が作詞、Jfishのメンバーさんが作曲。しかも2曲も作ってました。
譜面が配られた時は一瞬「釣りか?」と思ってしまったのですが、純粋にクラゲを愛するあまりその心を歌い上げてしまったようです。先生、アカペラで楽しそうに歌ってたし・・・。
サミット会場(部屋ですけど)を出てから、もう一回館内を一周。
さっき熟睡してたラッコは、起きて毛づくろいタイムに入ってました。撮影不可(注4)なのがすごく残念!
クラゲたちは何度見ても美しく、しばし、
ぼーーーーーーー・・・
と眺めておりました。
最後にこの水族館のレストランにはクラゲを使ったメニューがあり結構評判がいいようなので、閉館前にすべり込みでクラゲアイス杏仁豆腐味を食べてみました。
バニラアイス・・・杏仁・・・コリッ(←ちょっとクラゲ)・・・杏仁・・・
みたいな味です(?)。ふつーにおいしい。種類もバニラやらオレンジやらいろいろありました。
そんなこんなで超クラゲラブな1日でした。
みんなも行くといいよ。と言いたいとこですが、東京から新幹線使っても5時間くらいかかるので、
日本海とクラゲを見てたそがれつつ、だだちゃ豆でビールを飲みたいなと思ったら行くといいよ。
と思います。
θ加茂水族館画像集はこちらθ
http://photos.yahoo.co.jp/natsuko_2002
※注1・・・Xが率いていた「EXTASY RECORDS」のイベント。駆け出しの頃のるなしーなんかが出演
※注2・・・2001年にスタートした、80年代に活躍していたジャパメタバンドが出演するイベント。現在は休止中?
※注3・・・大型の食用クラゲの1種。傘の直径が2m、重さ150kgになるものも!
※注4・・・ラッコは神経質で、フラッシュの光などに動揺するためだそうです
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☆鶴岡市立加茂水族館
天国に一番近い水族館
この夏、行こう行こうと思ってタイミングをうかがっていた水族館があります。
深い時間まで遊べる大人のための水族館といえば・・・
「スカイ アクアリウム」ですよ。
期間限定で六本木ヒルズ内展望台に設けられたコーナーで、魚を見せるというより、プロのアクアリスト(水槽を美しく彩る、熱帯魚専門家兼アーティスト?)たちによる水槽の展示が主役です。
金・土のみ25:00まで営業してるので、深い時間ならお客さんも少ないだろうという読みで、先日同じくヒルズの森美術館でやってるル・コルビュジェ展を見た後、22:00すぎに展望台へ。
・・・えー、読みが甘すぎました。この日は麻布十番のお祭りがあって、祭り帰りの浴衣のお客さんで超ごったがえしておりました(死)。
気を取り直して。入り口には上がオープンになった角型の大型水槽4個が並べられていて、ブルーの照明がとてもキレイです。中にはルリスズメダイのような小さな青い魚や、ニモことクマノミなどがいました。
このコーナー以降は撮影禁止で、まず最初のブースではアクアリストたちが趣向を凝らした水槽が12ほど展示されています。
自然の川をリアルに再現したもの、背景に写真を使ったものなど。グッピーほか小型の魚やエビなど、かわいらしい生き物の水槽にかなりの人が群がってます。
「撮影は禁止でーす!!!」という警備員さんの再三の叫び声も虚しく、ほとんどの人が携帯で魚撮りまくり(笑)。
このコーナーをすぎると、大型の水槽がいくつか並びます。
長い水槽に白い岩が等間隔に並べられていて、岩1つずつに鮮やかな赤いエビなどがくっついていたり(テリトリーがあるのか・・・?)。
やはり細長い水槽3つが壁に埋め込まれ、1つずつに桜など季節の花(造花)が入って、シリーズものの掛け軸のような風情をかもし出したものなど。
ここで一番、インパクトがあったのが“巨大金魚鉢”。
2mほどの大きな金魚鉢型の水槽にたくさんの金魚。鉢の下にもトレー状になった金魚水槽があり、鉢からこぼれる水を受け止められるようになっています。
ちなみに水槽に手を入れられる(ホントはダメかも・・・)のですが、かなりの数の金魚たちがドクターフィッシュのように手に寄ってきます。
最後のブースには、クラゲやカサゴなどビジュアル的に目立つ生き物が1~2匹くらいずつ入ったたくさんの水槽に囲まれた部屋。
中央には、クリスタルのシャンデリア風オブジェが入った水槽が!
まさにバブリーなイメージの六本木にふさわしい(笑)、きらびやかな水槽は大人気でした。
水槽以外に、水槽を仕込んだベッドや本棚、ベンチなどのインテリアも、お客さんたちの目を大いに引いたようでした。
生き物が主役のイベントではなかったんですが、現在日本で活躍するアクアリストたちのアイデアの結晶といえるあれこれ。アート作品としては結構見ごたえがあります。
展望台からの都心の夜景も込みで、大人ならではの楽しみを満喫できた一夜だったのでした。
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☆スカイ アクアリウム with ぺリエ カフェ
http://www.roppongihills.com/jp/feature/vol068/index.html
オタリアとアザラシのタイマンを見学
だいぶ更新してませんでした・・・。
仕事忙しいとか言いながら、水族館に行ってなかった訳ではないのです。
7/27にオープンした、八景島シーパラダイスの新施設「ふれあいラグーン」のプレビューに行きました。
シーパラには水族館“アクアミュージアム”、イルカ専門の”ドルフィンファンタジー”がありますが、今回出来たのはアシカやアザラシなどの海獣系+イルカたちを近くで見たり、動物によっては触ったりできる水族館です。
ふれあいラグーンはさらにいくつかのコーナーに分かれていて
●イルカ&小型クジラと泳げるプール「ホエールオーシャン」
●磯のようすを再現した大き目のタッチングプール「サカナリーフ」
●セイウチ、ペンギン、アザラシなどを近くで見られる「ヒレアシビーチ」
の3コーナー。
入場前にエントランスでビデオを見ながら注意事項を聞かされます。
イルカは顔を触られるのは嫌いなので絶対やめてくれ・・・などなど。ふむふむ。
海の動物は近くで見ると意外に大きいし、確かイルカのトレーナーさんで「ジャレてきたのを受け止めたら肋骨が折れた」という話も聞いたことが。
要は「海をなめんな」と諭すコーナーです。
説明が終わるとゲートが開き、目の前にはホエールオーシャンが。
あのね、これとにかくすげー近いです。イルカとコビレゴンドウ(小型クジラ)とシロイルカの泳ぐプールが手をつっこめる距離にあります。¥8000~¥10000払えば、ウェットスーツ着て一緒に泳げます。
※現在、イルカ&シロイルカのトレーニングが追いつかず、ゴンドウくんだけ1人で稼いでるそうです。
裏手にはサカナリーフがありますが、これは自然の海に行く機会のない都会っ子たち用というか・・・。
私は港町育ちでしてあまり興奮しませんでした。タッチングプールにしてはかなり大きいです。
で。ヒレアシビーチなんですがいろいろ動物がいます。オタリアのコーナーにはなぜかワイドショーの取材に来た猫ひろしも。アシカと猫(?)がにらみ合う後ろで、私も小声で「ニャー」とポーズを決めてみました。もちTVには映ってません。
デカいセイウチはお昼寝中(この日はとても暑く、日陰を選んで熟睡してました)。かわいいペンギンのコーナーもあります。
ここにはステージのような場所もあり、オタリアのふれあいショー的なものが見られる・・・はずでした。
寒いダジャレを連発する(←失礼)トレーナーのお兄さんとオタリアくんが出てきたんですが、オタリアくんは出演直前に裏の水槽にいるアザラシとメンチの切りあい?になったらしく、お客さんとのふれあいなどそっちのけで、裏に周ってはアザラシとタイマンを張ってたもよう(←妄想)。
この回はとうとうショーが中断になってしまいました・・・まあ、本番じゃないしね。
ショーの途中も、セイウチくんがたびたび水槽の窓からこちらをうかがってきます。
見えてるから、顔! しかもデカっ。
このコーナーには屋内の水槽もあってあの旭山動物園でおなじみの、アザラシがタテに通過する円柱型の水槽や、オタリアがぶんぶん泳ぐ中を通れる水中トンネルがあります。
すごく涼しげな感じです。
外にはグッズショップもあり、ふれあいラグーンのオリジナルお菓子やシロイルカのぬいぐるみもあります。
シロイルカぐるみは触るとちょっとひんやりしてて肌触りがいい。
なんでさわり心地をわざわざ書くかというと、帰りに1匹もらったので(←自慢)。家の猫がこのぐるみの隣で寝てます。
全体の感想としては、ここは特に小さい子を連れて行くのにすごくよさそうだなと。
黙って静かに見る感じでもないし、生き物の自然な様子をすごく近くで見られる。
あちこちでこの手のコーナーに行き過ぎた私は、いまいち興奮が薄かったんですが・・・大人ってイヤですねえ。
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☆八景島シーパラダイス