月の光は浸透していきます
わたしの奥底へ
あの蒼白い光は
わたしの視神経に浸透して
視交叉をくぐり抜け
視覚野に沁み渡ります
そして
わたしの狂気が乱舞するのです
いえね
わたしは
いい人なんです
よき父であり
よき夫であり
信頼厚い仕事人
でもね
月の光は
本当のわたしを知っている
それを
呼び覚ます術も知っている
わたしは
呼び覚まされるのを心待ちにして
美しい月を見上げる
さあ
今日もパーティーは始まる
わたしは月の光が降り注ぐ街へ出かけよう
右手のナイフには
こぼれる月光が輝くから
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写真屋さんのわたしですが、1年前にも月の詩を書いたことがあります。
Cozyさんも記事にしてくれて、その中でほめられたことがうれしくて。
今回の詩(のようなもの)は、1年前の詩のプロローグになるかもしれません。
1年前の詩は、こちらいちばん美しい月
缶チューハイ2本飲んでから書いたから、あとで訂正するかもしれませ~~ん(笑)。
アシカラズ
ちなみに、写真は昨日のスーパームーンです。