Randy Meisner


2016年3月9日、
アメリカのクラシック・ロック系サイトのUltimate Classic Rockが、
ランディ・マイズナーのベストソング・TOP10を発表しました(・∀・)

ランディの音楽人生において、極めて初期のものはなかったのですが、
イーグルス時代からソロを経て、ポコ再結成まで。
愛され、指示されてきた曲が、選ばれていて、
ランディの歴史そのままのような気がします。

順位は、コチラ♪

10. Nothin' To Hide
9. Too Many Hands
8. Bad Man
7. Strangers
6. Try and Love Again
5. Is It True ?
4. Daughter of The Sky
3. Saturday Night
2. Tryin'
1. Take It To The Limit


お馴染みの曲ばかりですが、私のブログでご紹介してきた曲たちでもあります。
Ultimate Classic Rockサイトの解説を元にプラスアルファして訳してみました。
今日は10位から6位まで、ご紹介しようと思います。







10 Nothin' To Hide
From: ‘Legacy’- POCO(1989)

1969年、ポコのデビューアルバムのリリース前に脱退してしまったランディ。
彼の名前は、そのアルバムにサポート・ミュージシャンとして、クレジットされています。
そして、20年後、同じメンバーで再結成されたポコ。
正式にメンバーとして参加。
リリースしたアルバムからシングルカットされた曲。
リチャード・マークスとブルース・ガイチの共作。
アルバムは全11曲中、10曲がデヴィッド・コールのプロデュースですが、
この曲だけは、リチャード・マークスがプロデュース。
ランディのために書かれ、全米でシングル・チャート39位、アダルトコンテンポラリー10位。







9 Too Many Hands
From: ‘One of These Nights’- Eagles (1975)

ランディと、このアルバムからイーグルスの正式メンバーになったドン・フェルダーとの共作。
‘Too Many Hands’... 業界を告発した、古い宗教的な喩えも含んでいる曲で
ランディのエキセントリックなハイトーン、ファルセットが映える。
フェルダーの加入でバンドのイメージだったカントリー・ロックから離れ
アウトロは、フェルダーとグレン・フライが交互にリード・ギターを弾き、フェードアウト。
この手法は、のちのホテル・カリフォルニアのツインギターの元になったとも言われている。








8 Bad Man
From: ‘Randy Meisner’Solo 1st. (1978)

ちょっぴり、イーグルスの再会とも言える・・・ランディが、イーグルス脱退後の
ソロ、1作目のアルバムから。‘Bad Man’は、長年のバンドメイトだったグレン・フライと
バンドの協力者であるJDサウザーの共作。
映画「FM」(1978)のサウンドトラックに使用されている。
かつて、イーグルスとして独立した4人がバック・バンドとして招集された・・
リンダ・ロンシュタットもこの映画で歌っている。
その他、このアルバムには、イーグルス時代のアレンジとは、異なるシンプルなアレンジの
“Take It to the Limit”が、歌われている。ピアノだけで歌われ、味わい深い。







7 Strangers
From: ‘Randy Meisner’Solo 3rd. (1982)

ハートのアン・ウィルソンが、ランディとデュエットでゴージャスで華麗なリワークをもたらす。
エルトン・ジョンがバーニー・トーピンに代わりゲイリー・オズボーンと書いた曲から。
(この曲は、元々、ディスコに焦点を当てたアルバム「Victim of Love」(1979)のタイトル曲の
B面に収録リリースされていた・・・その前に、エルトンがイーグルスに提供したが、
結局イーグルスが使う事はなかった)
2度目のセルフタイトルである、ランディの3作目のこのアルバムは、シングルカットされた
「Never Been In Love」(涙のハートビート)が28位のスマッシュヒットとなったが、
アルバムとしては、1作目の同タイトルアルバム(94位)を超えなかった。
それ以降、ソロ活動はしていない。
(2作目のアルバム「One More Song」は50位)









6 Try and Love Again
From: ‘Hotel California’ - Eagles(1976)

今も、ファンに愛され続ける彼の代表曲。
伸びあがる歌声で、もう一度、前を向うと。
ランディがイーグルスで書いた最後の曲。
(そして、リード・ボーカルを取った最後の曲)バンドでの最後の共同作業だった。
“Try and Love Again”は、このアルバムからイーグルスのライヴで唯一、歌われることが
なかった曲と伝えられている。バンドは、頂点に立つも、彼は常に名声と共に居心地の悪さを
感じていた。70年代後半、彼の脱退は、避けられないものだった。