ジャクソン・ブラウンのアルバム「Late For The Sky」

リストの2曲目の曲。


『Fountain of Sorrow』( 悲しみの泉)



JBの歌は、なんだか泣きたくなってしまう事が多い。

多分、歌の中に、そんな思い当たる節があるからだ。

こんな私でも、それなりに人生を生きてきた。

今だから、思う事なのかもしれない。

若いころに感じたこととも違う感情に、心揺さぶられる。








1曲目の‘レイト・フォー・ザ・スカイ’に出てくる相手の女性に対しての思いなのでしょうか?

その続きのような、ある日の出来事・・・

引き出しの中から懐かしい写真を見つけたことから思いはめぐる。

笑っている彼女の写真。

過去の終わってしまった愛なのだけれど、後悔の念と共に、

彼女への思いやり、優しさも歌われています。

そして、感情は移ろいやすく、理想を求めるけれど完璧なんてないんだと。


でも、この一節に、心癒されるんです。


‘今夜、また、きみの笑顔が見られて、とても嬉しいよ’



その写真を見て一瞬でも、彼は笑顔になったんですよね。







ヘッドフォン 『Fountain of Sorrow』- Jackson Browne

JBの歌声に癒しと悲しみと
間奏のリンドレーのギターからは、哀愁が伝わってくる。
そして、コーラスには、イーグルスのドン・ヘンリーやJ.D.サウザーが参加していて、
彼らが入るだけで、不思議と、曲が縁取りされたような、
重なる声がひとつになって、イーグルスのコーラスを思わせます。
そのハーモニーは、切なく美しく・・・