昨日は、テレビを見ていたら、画面が突然変わって、驚きました。

熊本が大きな地震だったんですね・・最大震度7。

余震も頻繁にあり、不安な時を過ごしていると思います。

亡くなられた方には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。


普通の日常が一日も早く戻りますように。






ジャクソン・ブラウンの『Late For The Sky』(1974)

3作目のソロ・アルバム。

ご紹介したいな。・・と、いつも思っているのですが、

いざ、書こうとすると、なかなか書けないσ(^_^;)

70年代のウェストコースト・ロックを代表する傑作アルバムだと思うんです。

でも、歌詞は、とても重い・・・

悲しみ、不安、迷い、絶望、挫折・・・

救いは、希望、そこから抜け出そうとする気持ち・・・

そんなことをJBならではの視点、経験、感性・・・で、書かれた歌たち。

重いと感じながら、どうして聴いてしまうんだろうと思ってしまうんですよね。

JBの歌は、大好きです。

でも、イーグルスほど、聴くことはないんですよね(^_^;)

イーグルスの歌詞もシニカルだったりするんですが。

それとも、違う、もっと身近な、真摯に自分と向き合ったところから出てくる言葉。

なかなか聴くことはないけれど、アルバムを聴き始めるとその歌声に演奏に

悲しみを覚えながら、不思議と居心地の良さを感じてしまう。

何なんでしょうね(苦笑)

そんなことを書きながら、

以前、JBの記事でrinaさんがコメントしてくださったことを、ふと思い出していました。

うん、何なんでしょうね。






3作目のアルバム『Late For The Sky』

やっぱり、タイトル曲からでしょうか。


理想と現実の狭間で、ひとつの恋愛が壊れていく様が、繊細に見事に描かれている。

そんな曲だと思います。

JBの歌声とピアノ、そして、寄り添うようなデヴィッド・リンドレーのギター。

どうして、こんな風に弾けるんだろう。

より深い悲しみと、なぜかそこに愛を感じます。


きみの瞳の中を探してみても
僕の知ってるひとはそこにはいない
ひとりぼっちの自分を感じるのは
なんて空しい驚きなのだろう





ヘッドフォン 『Late For The Sky』- Jackson Browne