こんばんは
フリーアナウンサーの加藤夏海です。
日曜、京都市主催の大きな式典で
司会を務めさせてもらいました。
前日から京都に泊まって
当日は朝早くから夜のパーティまで
およそ１２時間にわたっての
長丁場！
私、体力にはあまり自信がなくって
最近ようやくジムに通い始めましたけど（笑）
アドレナリンが出ている時って
頑張れるものですね♡
大臣教授、環境にまつわる世界機関の方など
１８カ国から約１０００人が集まって
地球のことを考えた式典。
素晴らしい会に立ち会うことができました。
素敵なご縁に感謝！
京都議定書
皆さまも、きっと
一度は聞いたことのある言葉でしょうか^ ^
１９９７年、京都で結ばれた国際条約です！
正式名称はとーっても長いので省いて（笑）
私の理解の範囲で簡単にまとめると
地球温暖化を食い止めるため
それぞれの国で、温室効果ガスの排出を
このくらいまでにしましょう。
参加する先進国は、これくらい減らしましょう。
ということを具体的に決めた約束です。
そのお約束から
ちょうど今日で２０年が経ちました。
今年はこんなに暑いなんておかしいね！
こんなに雨が多いなんておかしいね！
１０年前はもっと寒かったのになぁ。
生活の中で、感じてはいるのに
環境に良いことを・・・というと
生活レベルよりもっと大きな世界のこと
のように感じて、疎遠になる
自分にも反省しつつ、
６時間に及ぶ、
先生方の講演を聞かせてもらいました。
暮らしの中でできること
使っていない部屋の明かりを消す
ゴミを分別してリサイクル
つい買いすぎて起こる食品ロス
あらためてチェックすると
もっと、「エコ！」できますね。
１０年後も、日本に春夏秋冬があって
桜や紅葉が楽しめますように。
小さなことから取り組もうって
気が引き締まりました。
それにしても、教科書で習った
京都議定書の結ばれた場所で
関連行事の司会をさせてもらう
未来が待っていたなんて。
自分の発する言葉を
同時通訳していただくことにも
ただただ感激でした。
スタッフさんには、２０年前
京都議定書が結ばれた時の
イベントにも関わった人がいて
感慨深そうにされてましたよ。
そりゃそうだ！本当に。
写真が撮れなかったのですが
講演されたアルピニストの野口健さんの
ツイッターから少しお写真をお借りします。
(野口健さんツイッター ＠kennoguchi0821 より）
ヒマラヤを始め、富士山など各地で
大規模な清掃活動をされている
アルピニストの野口健さんの話は
特に印象深かったんです。
(野口健さんツイッター ＠kennoguchi より）
世界で山を登っていると、
出会う人に
「富士山は、ゴミだらけの山だ！」
と何度も言われたことから始まった
今の富士山での清掃活動。
実際、夏に行ってみると
本当にゴミや不法投棄が多くてショックを
受けられたんだとか。
野口さんや、地域の皆さん、
ボランティアさんの活動で
富士山は今、ゴミゼロに向けて
元の美しさを取り戻しつつあるそうです！
"ゴミを減らしたい！けれどヒマラヤでは
ゴミを拾うことは身分の低い人のすること
というカースト（身分制度）があって
困った困った！"
"ドイツでは森を伐採したら、
伐採した分の６倍の木を植えないといけない
ルールがあるんだ！"
野口さんのお言葉には
ただ学ぶ・知ることを超えて
行動したからこそ分かった情報
が詰まっていて心を動かされました。
今日は、伝えたいことが溢れすぎて
長くなってしまいました！
愛してやまない京都、
またお仕事のご縁がありますように。
