きょうは少し私のお話をさせてください。
私がなぜアナウンサーを
目指したのか?
よく質問をいただきます。
アナウンサーになりたい人って
ものすごい数いて、
中学校の頃からなりたかった!
っていうような女性が多いんですよね。
私は、そうではなく、もともとは
”英語を使った仕事がしたい。”と
思っていました。
外資系の会社に入って、
海外駐在するのが夢だって考えていたんです。
そして、その目標を叶えるために
大学2年生でカナダへ長期留学。
そこから
今思うと、不思議な方向転換!? して
今に至ります――
私がアナウンサーになった理由 1
【灯台下暗し!英語を学びに行ってちょっと自分が恥ずかしくなった話】
カナダに長期留学するため、
関空から飛び立った私。
実は、その時が、
初めて日本を出た瞬間
だったのです!
今思うと初めての海外でよく約1年の長期留学を決断したなぁと思います。
・外国のスーパーは、真っ青なジュースに、
バケツに入ったアイスクリーム、
頭ごと圧縮パックに入ったターキーとか、
赤いハムとか。平然と並んでいて
最初は 気持ち悪くて、
ごはんが食べられなくなりました。
・お金の単位が分からず、言葉も通じないから
20歳超えて レジで赤ちゃん扱いされて、
クツジョク!!!
・ルームシェアしてる4か国の学生の文化の差
で悩むなど
いろいろと戦いはありましたが
一番の衝撃は、
私が
日本で聞いていた英語は
標準語だった!!!!
ってことだった!
(リスニングで聞く英語は、英語版の標準語)
少し会話が聞き取れるようになってみると
英語にも方言がある。それから
人によって全然違う話し方をする。
って気づきました。
たとえば、質問に答えるときに、
○○じゃないかな、i don't know~(まあしらんけど)
って必ずつける人がいて。
引きましたけど。笑
そこで、自分を振り返ったときに
その時の私の日本語は、
愛媛県の言葉(伊予弁)から
通じない方言を抜いて、
ちょっと関西弁まじりで。
ちゃんと自分の言いたいことを思いっきり話せる
言葉を持てていないことに
結構なストレスを感じていた。
ここでちょっと恥ずかしくなりました。
英語を学ぶ前に、
日本語をきちんと
マスターしなさいよ。って。
日本に帰ったら
美しい日本語を話せる人になりたいんだ!!
そう思ったことが、
アナウンサーを目指すきっかけへと
私を導いていったのでした。
灯台下暗し
パート2へと続きます