大変だあ。




 大変ってね、語源?由来みたいなやつ「大きく変わる」なんだって。まあ引越しって労力がかかること。大変だわてへぺろ


 7/5金曜日夜。特に準備は終わっていないが普通に眠る。「睡眠よりも大事なものはない」と信じている。眠たくても仕事や他のすべきことを出来ていた頃も以前はあったなぁ、、懐かしいねえ。もう最近は睡眠を削ってまで何かするなんてことはないね。


 7/6土曜日朝。3:30起床。業者襲来まであと4時間。ギリギリ仕上がる見込みである。


 もらった段ボールが小さいんだよ。「大きいやつの在庫なかったので、小さいの多めに渡しときます。」とか言われてさ。ハンガーも入らねえ大きさよ。入らないものをゴミ袋に詰める。


 7:20頃にエアコンの取り外し業者がやっくる。若者2人組。業者って勝手におじさんかと思っていたら「若いー」と思った。「偉ねえ、働いている人って尊いわー。」と無職は思った。7:30頃に引越しの荷物搬出の業者さんがやってきて、エアコンの業者さんを「まだっすか!もう終わりますか!車の位置交換してください!」と煽りまくる。引越し業者さんも2人とも若者。20代前半だなあ、元気だなあ、体力あるなあ。若いって良いなあと自分が歳をとった気分になる。


 荷物どれっすか!これですね!あっ袋はダメっす。段ボールに入れてください。「えーもう段ボールないし、大きさ的に入らないものあったので。」「だと運べないっす!」「うん、じゃあだめなものは置いておいてください。」


 そして段ボールを運び終えた頃に言われた言葉が。「あの!荷物持っていけないものがあると困るじゃないっすか!」「あぁ、別に車あるから大丈夫ですよ。」「あの、『会社のルール的には』袋物って運べないんですよ。」「はい」「そこで提案なんですけど、別で僕らと契約して、そしたら何でも運べるんですよ。15000円でいかがですか。」


 なにそれー!何その闇取引口笛


 「そんなに大した量は残らなそうだからそれはなしで大丈夫です。」「でも、運ぶの面倒くさくないっすか?」「大丈夫です。」とまあふつうに断った。「断る」の苦手だったはずだけど、自然に断れたぞ。これ何気に凄い。


 でもね、きっと。朝7:30から客の家に行って、エアコンの外し料金とトラックの手配と作業員2名と高速代も入れて引越し会社に支払ったのは破格のたった44000円。そこから作業員に支払われる給料なんてきっと多くはない。それで会社の規定で運べないものがあるのなら、そしてそれをきっと「追加で払うから持っていって」と言われたこともあるのだろう。2人で15000円、割れば1人7500円、トラックの空いたスペースに袋に入った荷物を少し積んで現金で受け取って、会社にバレない収入がありゃーそれは嬉しいだろうなと思った。まあでも、車で自分で運べる分量だったからそれは断った。


 そんなこんなで引越し業者に荷物を引き渡し、軽く部屋の掃除をして(油汚れとかはもうね、無理なところは諦めた)、鍵を管理会社に返して、暑かった。もう最近暑くて死にそう、はやく関東から脱出しようと再度心に決めとりあえずは実家へ。


 団地ばいばーい。春日部はほんと住みやすかった。


 

 解放感が欲しいという理由でほとんどの襖を外して生活していたから。わかんないのよねぇ、どこにどの襖をはめるべきか。色々はめてみて(なんか少しずつ幅とか違うのよ)、わかんねーから、逆に潔ぎよく(外していなかったところも)全ての襖を外して壁に立てかけてスッキリ風通しの良い状態で撤収することとした。


おねがい


 引越しって、梱包も大変だけどさあ、今度はその荷物が別のところにむ移るってことだからね。それをまた着いたら片付けなきゃいけないわけだ。まあ頑張ろう。続きはまた。


 じゃあねー、人類。引越しってね、テキトーでも全然いけるよ口笛