マースレー村からラシュト(地図②)に帰ってきた私は
今度はタブリーズ(地図③)を目指す。
日本にいるときに
交通手段を調べた。
ラシュト-タブリーズ間はバスしかなかった
しかも10時間もかかる。
ムリムリムリムリ!!!
と思ったけれど、
どうしてもタブリーズ近くのキャンドヴァン村にいきたかった。
どんだけ村好きやねん。
もう寝るっきゃないよね。
ということでマースレー村からラシュトに夕方帰ってきて、
その日の夜、夜行バスでタブリーズに発つことにした。
シナがバスチケットを買っていてくれて(日本にいるときに予定を伝えていた)
ターミナルまで送ってくれた
運転手さんに私をタブリーズで降ろしてくれと伝えてくれた模様。
それでも10時間も乗ってられるか不安で仕方なかった。
トイレ、バスの中ないし。
休憩で降りたら置いてかれるかもしれないし。
座席はこんな感じ。
それほどスタンダートと値段が変わらないのでVIPにした。(シナはお金を受け取ってくれなかったけど)
広くて快適。
あとはお菓子とジュースがつく。
10時間乗って多分800円弱(メモには27000リアルと書いてたけど、多分270000リアルだと思う)
安い!ガソリンが日本より安いのもあるのかな?
いよいよ出発の時。
英語がわかる人もいない車内。
不安で不安でしょうがない。
シナが見えなくなるまで手を振っていた。
(´・ω・‘)/ 0(´・ω・‘)
そして
即寝。
一回トイレ休憩で起きたけど
次起きた時にはもうタブリーズだった。
え?ワープした?10分位しか寝て無くない?ってな感覚。
よっぽど疲れていたようだ。
朝7時半。
寝ぼけ眼でバスを降りる。
(↑タブリーズの街角。バスターミナルではないです)
物売りか
タクシーの客引きが
ワラワラ集まりと私を囲う。
眠かった私は
「ノーサンクス」とつれない感じで言い
バックパックを降ろしに行く。
その客引きの中から
「Ms ヒララ!」
そこにいたのはアリという青年だった。