なつめかづきの"Beyond The Next Level FX"
メルマガ配信中!!
こんばんは!
なつめかづきです。
では今週も先週の振り返りからいきましょう。
先週は僕の読み通りの展開となりました。
そして、恐らくトレンドの転換を迎えた週だったのではないかと
推測します。
ここのところずっと米国の利上げ時期がテーマとして取り上げられ
ていました。
市場の読みは、来年の7-9月期というのが一番多く、次に、6月とい
う前倒し観測です。
しかし、先日のFOMCの議事録公表の内容がハト派寄りの内容
だったことから、FRBは相当な期間、現在の低金利を維持するも
のというコンセンサスが形成されつつあります。
つまり、米国は金利をこの先もかなり低く設定すると思われます。
というか、米国は金利を上げられないというジレンマがあります。
米国が金利を上げると加熱状態の米国株式が暴落しかねないバブル
状態だからです。
下手に金利を上げて株が暴落でもしたら、ようやく回復基調にある
米国経済が悪化しかねないという心配があるからです。
3回にわたる米国の量的緩和政策で相当な資金が株式市場に流れて
いるため、金利を上げると低利で借金して株式に投資している人た
ちが株式を売却して借金返済に走ります。
そうなれば株価の大暴落は火を見るよりも明らかです。
また、金利を上げてしまうと、米国自体の借金の利息分が激増する
ため、自らの首を絞めてしまいます。
なので、米国は金利を上げたくても上げれないのではないか、と推
測しています。
事実、米国の長期金利は先週、一時、2.3%を割り込むほど低下し
ました。
となれば、ドルは売られることになります。
これまでドルは他通貨に対して独歩高でしたが、一旦、山を付けた
可能性が高いです。
その兆候を見て取れるのが先週ではないでしょうか。
ドル円は107円50銭付近まで下げました。
今週は反発する可能性もありますが、109円台に戻すだけのエネル
ギーはないのではないでしょうか。
おそらく上値は日足ボリンジャーバンドのミドルである108円半ば
、下値は107円30-40銭と思われます。
もし、これを割り込むようだと、次は半値戻しの106円70-80銭ま
で下げる可能性がありますので注意が必要でしょう。
さて、今週の注目はというと、10月15日以降に発表になる米国の
経済指標でしょうか。
特に新規失業保険申請件数や住宅関連の指標発表には注意が必要
でしょう。
では、
※投資の判断は自己責任でお願いします。
P.S.
二週続けて台風直撃の予想です。
まぁ、先週は幸いにも僕の通勤時間帯には直撃しなかったため、
事なきを得ましたが、今回はどうでしょうか?
できればすぐにでも温帯低気圧に変わってくれれば良いのですが。
こう自然災害が立て続けに起こると、経済への打撃も半端ではな
くなります。
せっかく上向き始めた日本の経済がまたも停滞してしまいます。
困ったものですね。
では、また!!
なつめかづきの"Beyond The Next Level FX"
メルマガ配信中!!