性同一性障害にはさまざまな問題が付きまといます。

戸籍上の性別をはじめ、顔や体の見た目、髪、声、氏名、親兄弟親戚の問題、学校、仕事、細かい問題も入れると数えきれないほどです。

 

もちろん自分で知りたい情報は自分で調べるしかありませんが、そうすると用語がわからないなどの問題が出てくると思います。

そこで、性同一性障害について調べるにあたって知っておいたほうがいい単語をいくつか挙げておきます。

 

・GID

Gender Identity Disorder の略で、性同一性障害のことです。

性別違和、トランスジェンダーなども同じような意味です。

 

・MtF

Male to Female の略で、性同一性障害の中で「男から女」の方たちのことです。

FtMはその逆となります。

 

・LGBT

L(レズ)G(ゲイ)B(バイ)T(トランスジェンダー)の全部をまとめた言葉です。

左から「女性同性愛者」「男性同性愛者」「両性愛者」「性同一性障害」です。


・Xジェンダー

これは様々な人をひっくるめた言い方ですが、簡単に言うと「男女の枠に囚われない生き方をする人」ですかね。

男とも女とも取れない立ち位置をキープする人、男でも女でもあるという考えの人、そもそも「無性」だという人。

似ているようで違いますが、Xジェンダーというとそのすべてをまとめた言葉です。

先ほどMtfについて説明しましたが「MtX(男からXジェンダー)」「FtM(女からXジェンダー)」という使い方もできます。

 

・女ホル(じょほる)

女性ホルモンの略です。

様々な種類や接種方法、知っておくべきデメリットの話もありますので、別の記事で詳しく書きたいと思います。

 

・純女(じゅんめ)

これは「性同一性障害ではない、生まれつきの女性」を指す言葉です。

 

・パス、パス度(ぱすど)

この場合のパスは「通過する」の意味だと思ってください。

性同一性障害において「望みの性別」として扱われることです。

MtFで例を挙げると、レディース料金で案内された→女性と思われた→パス出来た

となるわけです。パス度は、その度合いとでも思ってください。

また、「完パス(完全パス、完全に望みの性別で扱われている状態)」のように使われることもあります。

 

 

とりあえずこの辺で。また追記します。

また、「この言葉がわからない」「これも追加したら?」などのコメントを頂ければ随時紹介していきます。