昨日、すいた環境学習協会まち組主催の「民話の里 きしべを歩く」に参加してきました。
民話を聞いて、発祥の地を訪ねるという興味深い内容でした。
13時30分から吹田市立岸辺市民センターで民話を聞きました。
今日岸辺村の民話を3つのお話で、朗読クラブの女性が作務衣を来て、書いている人に語りかけるという、また登場人物になりきる、民話を聞きました。
「夜泣き地蔵」、「きつね坂」、「しゃかがヶ池のかも」の3つの民話でした。
お話の合間に尺八が入り、民話の聞き入る雰囲気が作られました。
参加者30人は、凄く熱心に聞き入ってる方ばかりでした。
また民話を聞いた後には、時代背景の説明もあり、今から見に行くというわくわく感が膨らみました。
出発前に元気になる歌を歌いましょうと言われ、
御座敷小唄の替え歌でした。御座敷小唄を私わからなくてどうしようと思っていたら、
となりの女性も、まったくわからないわと言われてたのですが、曲がはじまると
しっかりと歌われていたんです。
みなさんがその替え歌に笑いながらも楽しく歌われていて
民話を聞いて、民話の背景を聞いて1時間の岸辺市民センターでの講演会は、すごく明るく楽しいものでした。
そして今聞いた民話の場所へ出発です。
30人の参加者を2つの班に分かれて、
まち組の皆さんが、案内人が道を誘導して、道中の安全をサポートしてくれました。
民話の場所までにもいろいろな説明を聞きながら進みました。
岸部南公園では避難場所について、JR岸辺駅&吹田貨物ターミナル駅では建物についてなど、勉強になる案内を聞きながら、民話の「夜泣き地蔵」に到着、
実はこのお地蔵さんは、ある家の敷地内にいるので普段は見ることができないのですが、特別に見せて貰うことができたんです。
顔と胴体がべつべつに置かれていました。
またその家の奥さんにもお話を聞くことができたんです。
そして亀岡街道、信仰どう分岐点、五輪塔を通って、民話の「きつね坂」へ
急な坂道で住宅街にある、普通に通っている場所、
民話の中では薄暗いと出てきていましたが、今はまったくそんな道ではなくなっていました。
今はあたらしい家も近くに出来ていました。
そこから吉志部神社でのぼり釜を見たり、紫金山公園 ( しきんざんこうえん)ではさくらの満開とミツバツツジを見ることが出来ました。ピンクと赤紫の本当に見事でした、
同時にこの2つを見ることはめったにないとのことで素晴らしいものをみることができました。
ミツバツツジは日当たりがよくないと見られないので、多くの方のちからで見事な花を咲かせいる事も参加者の方から聞いたりと、いろんなことを知りました。
さいごは80歳以上の女性や男性が、釈迦ヶ池の前で、釈迦ヶ池の民話、どんじ講をききました。
これが最高に良いローケーションで、民話の世界に入りこめる演出でした!
そして16時30分とあっという間の3時間でした。
参加している人たちは、前は池があったやここも道が新しくなったなどと、皆さんの吹田の移り変わりも聞くことができました。
すごく熱心な方ばかりなので、予定にはないところで新たな発見をしたり、
いろんな質問が飛び交いながら、また参加してる人が知っている内容もあったりと、
みなさんと仲良くなりながら、すごした「まち歩き」になりました。
普段は見ることができないところに行けたり、何気に通っている場所に、驚く内容があったりと、
とても勉強になり、充実した時間を過ごせました。
ますますこの町が大好きになりました。