更新が遅れてしまい大変申し訳ございません。




桜は2015年11月18日(水)に永眠いたしました。


11月始めの時点で癌が脳に転移しており、受け答えが怪しい状態でした。
そして最後は苦しむことなく眠るように息を引き取りました。



桜はこのブログを読んで同じ癌患者の人たちの支えになればいいと言ってました。
「痛い」「死んじゃいたい」と弱音を吐くこともありましたが、最後まで逃げずに病気と闘っていました。



今までブログを見てくださって、そして桜を応援してくださり本当にありがとうございました。


(次女)
予想通り…辛い。
夕方になるにつれ…
痛みが強まっている。


腰が痛い。足が痛い(◞‸ლ)
辛いよ~(>_<)

予報では明日の午前中までとのこと。
早く過ぎ去ってほしい( p_q)
今日は9月30日。9月最後。

かなり時が過ぎましたが…
9月5日に42歳を迎えました。

7月末、サブイレウスの激痛から
敗血症を発症し緊急オペ。

あの時…入院中だったから異変を早期発見、幸いにも緊急手術が出来たから…今、私は生きているのだと思っています。

血圧は低下して…意識は朦朧。
生死を彷徨う寸前に救われた。

2004年 癌を患ってから…
誕生日を迎える毎に生かされている感謝の気持ちでいっぱいになる。癌を再発してからは、さらに死を近くに感じて、誕生日で歳を重ねられることに、1年の重みと支えられていることを感謝しています。

「来年の誕生日は迎えられないかも…」
「来年の紅葉は見れるかな…」
「来年は年を越せないかも…」
「来年の桜は見れないかも…」

毎回、
そう思いながら四季を迎えている。

「また言ってる
大丈夫生きているから」

と、友達に言われてしまうが…癌との共存は、いつ癌が勢いをつけるのか⁈恐怖との共存でもあるから…明日が当たり前と思えなくて。

昨年から苦しんでいたサブイレウス。
先日泌尿器科に入院した時に、緩和ケアの先生が会いにきてくれて、サブイレウスが回復している私に言ったこと。

緩和ケア医師
「本当に良かったえーんこんなに回復して嬉しいよもう、桜さんのサブイレウスの回復は難しい。癌の勢いもあるし、お腹の痛みからして、いずれかの管を通し、もう口から食事をすることは難しいだろう。自宅へ帰ることも、退院することが難しいかもしれないと思っていたから」

あの時、そんなにも深刻な状態だったんだと驚いた。回復した今の私だから言えることだったんだろう。

そして、
それを乗り越えて迎えた42歳。

手術で私は人工膀胱の新たな身体になった。つんくさんじゃないが…人工膀胱、一年生だ。

42歳の1年生。

さすがに、ガタガタになってきたこの身体。進行はゆっくりだったが、止まることはなく癌はリンパ節に散らばり…背骨に転移している。

本当に、来年の誕生日は迎えられないかもしれない

9歳と7歳だった娘も成長して、今年20歳と18歳。教授が家庭の状況を聞く度に、癌を患ってからの11年の月日と子の成長を喜んでくれる。

神様、叶うならば…
来年の誕生日43歳を
迎えられますように…(。-人-。)

{7E9BF730-B598-47AB-8ACB-5304C5F60BF5:01}

私の子供の頃。
心霊写真みたいに二重に私が写っている(^▽^;)昔のカメラ、ならではのアクシデントですねてへぺろ

{4897930F-9B05-4158-A7F9-11B1F152DA5A:01}

丸々太っていた私

{6500DD3F-40BD-4A4B-B5F1-8CB2FAD55337:01}

20歳頃の私。
この頃に戻りたいな~。

つい、思い出にふけり
アルバムを開いてみたてへぺろ

私は、ついこの前まで丸々太っていた。
が、昨年サブイレウスを発症してから…禁飲食もあり、体重は一気にマイナス10kg減った。今もあまり食欲がなく、体重は減り続けて40kgきって39kg。

自分でも手足がガリガリなのがわかる。
こうして…癌は痩せ細っていくのだろうか

42歳まで、生きているのだから…恐怖のサブイレウスも、奇跡的に治ったのだから、もっと食べてもっと動かないと!ね。

頭では理解しているのですが…(◞‸ლ)
死への不安と恐怖から抜け出せていません。