今日は「火葬場より。しみじみノート」より抜粋。
「幸せを発見」
昨日の夜、葬儀社の課長や葬儀担当者さんたちに連れられて
ある業者さんとお食事してきました。
その業者さんはわたしを見て
「へぇ～、こんな若い娘が火葬場でバイトしてるんだ～」
と驚いていました。
「火葬場のバイト、気持ち悪いと思わなかったの？抵抗はない？なんでバイトしようと思ったの？」
と興味津津、質問攻めでした。
やっぱり火葬場バイトは異色ですね。
今日は小さな子どもさんのお葬式でした。
事故だったそうです。
お母さんは支えながら立っていました。
こういう光景、ここにバイトきて、何度も何度も見てきました。
気持ち悪いとか、恐いとかよりも、今、目の前で悲しんでいる人や状況から私に送られてくるメッセージがあるんです。
今、突然死ぬことは、恐怖でも突発的なことではなく
自然なことなんだ、と想うようになりました。
死ぬ日を知らされてないから突然死が訪れたように思うけど
人間いつかは死ぬんだから
生きている人は必ずみんな死ぬんです。
もがいてもしかたない。
私もです。
だから、今このときを充実していたい。
「しあわせ」と感じるように過したいと思うようになりました。
しあわせを感じるように過すためには、それは自分に対してもだけど
人に対してもそうありたい。
私と接している人たちもいつかは死ぬかわからないから。
死ぬのはお互い様だから、
だから、お互いしあわせになりたい。
火葬場はそんなメッセージを私にくれます。
いろんなしあわせを発見していきたいな。
「火葬場より。女子大生のしみじみノート」より
☆
久しぶりに読み返したら、懐かしい～
しあわせの価値観は人それぞれだけど
生きている間に、いろんなしあわせを感じとったり
味わったり、していきたいな。
あれもしあわせ、
これもしあわせ、
分かち合うこともしあわせ、
苦しみを乗り越えることもしあわせ、
など・・・・ネ
生きてるって、本当にしあわせだな
と感じながら過していきたいな。
☆今日のメッセージ☆
今日のしあわせは何かな？
読んでくれてありがとう。
- 火葬場より。―女子大生のしみじみノート/山口 奈津江
- ￥1,050
- Amazon.co.jp