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street corner bambi

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2月に友達が亡くなった。くも膜下出血で、会社で倒れた当日、あっというまだった。


結婚したことも、子供が生まれたことも、ちゃんと連絡していなくて、でもいつかまたみんなで飲むんだろうな、とぼんやり思ってた。転勤族で、知らない間に北海道まで行ってた。その北海道で。お葬式にも行けなかった。


みんなのいじられ役で、でも、いつもなんだかんだで楽しそうにたくさん自分の話してた。みんなより早くいってしまうから、その分たくさん話をしてたのか、無意識に生き急いでたのか、と思ったら、やっぱりもうちょっと自分の話控えるように言ってやりゃーよかった、なんて冗談交じりに思った。


悲しみより、驚き、悔しさが強くて。そしてずっと「なんで」「どうして」という気持ちが消えない。もう会えないという事実が理解できない。


彼の親友の、もうひとりの友達のことも気がかりだ。知らせを聞いて、すぐに北海道に向かったようだ。この歳で親友の骨を拾うなんて、どれだけしんどいだろう。


でも3月になって、元気を出さなきゃと思い直してもいる。彼の分も生きるとか、心の中に生きてるとか、そういうのはわからないけど、でも彼が生きられなかった今日をわたしは生きてるってこと。






というのを書きかけて、ずっと、そのままだった。そして、平成が終わる。彼は令和を知らず、見ずにいってしまったことをふと思う。そしてまだやっぱり複雑な気持ちになって、自分の中の傷が乾ききっていないことを感じる。


おーい、こぶちゃん、わたし、今生きてるよ!がんばってるかとか、自分ではホントは言えないんだろうけど、生きてる!令和をちゃんと見ておくから、次に会えたらみんなの話もちゃんと聞いてよーまたみんなで爆笑したいよー