皆さま、憂鬱な5月は乗り切れたでしょうか?
五月病を吹き飛ばすことができたでしょうか?
ひょっとしたら会社や学校に嫌気が差している方もおられるかも知れません。
でも恐れることはありません、嫌になったら変えれば良いんです。
新しい仕事を探せば良いんです
6月は転職の月にしましょう
今日はそんな頑張るあなたへ送る詩です。
中原中也の題名のない、未発表の詩。短い詩なので全文を載せましょう。
われ等のヂェネレーションには仕事がない。
急に隠居が流行らなくなつたことも原因であらう。
若い者はみな、スポーツでもしてゐるより仕方がない。
文学者だつてさうである。
年寄同様何にも出来ぬ。
これ、100年前の詩ですからね?
歴史は繰り返されるのか、はたまた変わっていないだけなのか。
少なくとも、仕事のない若者が考えることは今も昔も同じなんだなとおかしくなってしまいますね。
今で言うと、隠居が流行らないというよりも、法律でより高齢まで働くことを奨励されてますからねぇ
状況としては似たようなものなのでしょう。
若者の叫びは同じと言うわけですね。
しかしまあ、ないないといってあるのが仕事なんです。
仕事に苦痛を感じるのなら恐れずに辞めるべきだと私は思いますよ。
疲れた心を、それこそスポーツでもして癒して、そのあとで次の仕事を探せばいいではないですか
レッツ転職
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