ひょんなことから、亡くなった方のエネルギーやメッセージをお伝えすることがあった。(普段はその専門ではない。)

 

 

その後不思議なご縁で、直接の知り合いに限り、たまにそのような事例も受けてきた。

 

 

私はおそらく憑依型の鑑定を得意としていて、その人を一時的に通過するとうか通過させるというか、

そこから分かったことや受け取ったものをお伝えしている。

 

 

成仏された魂というのは、とてもあたたかく柔らかな場所にいて、楽しそうにこちらを見守っている。

 

 

遺族があまりにも悲しんでいたり苦しみをひきずっていると、それはそれで心配というか困っている場合もある。

(きちんと悲しむことももちろん大事。生きている人たちは、自分のその時が来るまでは生きなければならないから。)

 

 

 

でも基本的に、亡くなった方が遺族に何を伝えたいかというと、

 

 

 

「ありがとう」

 

 

 

大きな大きな、それ。

 

 

 

 

出逢えたこと。この人生で交差できたこと。

 

 

 

その奇跡。

 

その歓喜。

 

それを伝えたくて伝えたくて仕方ない。

 

 

 

 

亡くなった方のエネルギーに繋がった時に私がいつも感じるのは、

圧倒的な、愛。

 

言葉にするとなにも伝わらないのがもどかしいけど。

 

 

 

下腹部の方からあたたかな液体が全身を駆け巡るようにドクドクと脈打ち、拡がり、

肉体では受け止めきれずに溢れ出て、大きく包まれるような。

 

 

 

自分に帰ってきたとき、私はいつも嗚咽を上げて泣いている。

 

 

 

私たちはいつかこんな場所にいて、そしていつかこんな場所に還るのか、と思う。

 

 

 

私たちは、

 

あなたは、

 

 

 

 

そんな頼もしい存在たちに、いつもあたたかく見守られている。