大きく分裂して、大きな混乱の渦の中にいる私たちは今
「確かな答え」を探している。
「ほんとうのこと」を。
「真実」を。
みんなが探している。
”幸せ”のために。
自分の。大切な人たちの。社会の。
”幸せ”のために。
けれどきっと今大切なことは、「真実」なんてないってこと。
あるとしても、それは人の数だけあるってこと。
だから、やさしい人たちへ。
他者のために、自分のために、社会のために、自分の「真実」を語っている
やさしい人たちへ。
もう、他者を責めなくていい。
そしてそれより大事なのは、もうこれ以上、自分を責めなくていい。
なにもわからないんだ
ということ。
わからない中で、みんな手探りで生きているということ。
その「決断」が、結果として(たまたま)間違っていても(たまたま)合っていても、その時の自分の「最善」だったはずだ。
だから
やさしい人たちへ。
もうこれ以上、他者を責めなくていい。
もうこれ以上、自分を責めなくていい。
あなたはもう充分、頑張ってる。
そして自分の「真実」を語ることを、あきらめなくていい。
責めるためではなく、ただ、その想いを放つことは、祈りになる。
自分のための、他者のための、祈りになる。
そしてそれはきっと、自分の「生き方」の輪郭をつくってくれるはずだ。
どんなふうに生きたいのか。
この肉体で、この人生で、どんな”生き様”をみせたいのか。
それがきっと、あなただけの”幸せ”の真実だ。
どんなふうに生きたいのか分からなければ、
どんなふうに死にたいのか少し考えてみるのもいいかもしれない。
魂がこの肉体を離れることを想像してみる。
その時に湧き上がる想いを、「今」行動に移していけばいい。
正解なんてないんだ。
やさしい人たちへ。
大丈夫。
間違いも、正しさも、あなたの中にしかないよ。
ただ、語ろう。
自分の真実を。
ありのままの言葉で。
身体で。
その瞳で。
語ろう。