昨日くらいから不思議と心がしくしくする。

 
 
なんでだろう、、
 
 
切ない
 
とも少し違う。
 
 
 
そう
 
 
さみしい
 
 
さみしい。。
 
 
なんで?
 
 
そっと寄り添ってみた自分の奥の奥のほう。
 
 
 
びっくりしたよ。
 
 
 
十月十日、この身体と共にすごしたこの子。
 
 
もうまもなく、あなたはこの世界に生まれる。
 
 
一緒の時間はおしまい。
 
 
 
さみしい。
 
 
愛おしい。
 
 
あなたのことを愛しているよ。
 
 
 
 
ぐわんぐわんとからだの内側から溢れるきもち。
 
 
 
 
それを認めて、しんしんと泣いた。
 
 
こんな気持ちは初めてだ。
 
 
あたたかい涙だった。
 
昨夜の話。
 
 
夫はしゅんとした私を少し心配し、
こどもたちはなぜかぴとっと寄ってきた。
ガラス玉みたいに、目を透明にして。
 
 
 
 
それとともに、妊娠中たぶん最後の、お腹の赤ちゃんからのメッセージ。
 
 
 
 
おかあさん
 
もっともっと
 
貪欲に愛してね
 
自分の人生を
 
そして
 
愛する人たちがいることを
 
じぶんの心が
身体が
 
力強く波打っていることを
 
それが奇跡だということを
 
もう
 
受け入れて
 
 
しあわせだと
 
 
遠慮なく
 
 
笑ってね
 
 
 
 
 
 
ありがとう
 
 
ありがとう
 
 
ありがとう。
 
 
忘れないよ。
 
 
 
私ははじめて
 
自分自身のお産で
 
 
泣いて
 
 
笑うかもしれない
 
 
 
そんな風に思った。