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それからは、ひたすら自分のやりたいことを追求しました。
日々の細々したやるべき事も手をめちゃくちゃ抜きつつ(←)やりながら、頭の中はわくわくでいっぱいでした。会いに行きたい人や行ってみたい講座など、行ける範囲で行動に移しました。

もちろん、夫、両親含め、頼れる人にはどーんと頼りました。

すると、母は呆れたように、でも心から嬉しそうに

「まったくもう。母親になってからこんなに色々始める人見たことないわよ。」

といい、孫を心底愛しそうに眺めるのでした。

よくよく考えたら、私だって親のエゴとして子どもたちに1番に願うことは

幸せでいてほしい

そのことだけ。

私が自分の生き方を本当の意味で模索し始めたら、母はなんだか嬉しそうでした。

そして子どもたちも変わりました。

以前は私に対して

優しい、あったかいお母さん

だったと思うのですが、

今は長男がこう言います。

お母さんはすぐ怒るし、はるつまんない時もあるけど、まぁ可愛いからいいよ

って。

ふふふ。

無理して無理して、無理してることすら気づかないで、結果入院したあの時。

あの時の自分に言ってあげたい。

そんなに頑張らなくていいよ。自分勝手で、ずるくて卑怯でダメ親でも、ぜーんぜん大丈夫だよ。

全部全部、大丈夫だよ。


そして、長男は特になんですが、お父さんの方が安心感があるみたいです。笑

確かに愛情深いし、子どもが好き、バランス感覚、安定感、年の功(←)もあってか、私が子どもでもそうなる!ぇ

以前の私だったら、これはショックなことだったかもしれないけれど、今の私はすごくほくほくと嬉しい気持ちでそんな家族の形を見ています。

そして、入院していた時のあのべっきべきな

はるは大丈夫か
夫ははるに当たってないか
はるにしわ寄せがいってないか

という思考も、今思えば、なんでも全部自分でやらなきゃという気持ちに縛られていて、周りに委ねたり頼ったりできていない自分の勝手な焦りだったんだなぁと。
そもそも、はるに当たるのなんて、私の方がよくあるのにね。親もそんなに完璧じゃない。


最後に夫に対しての気持ちを少し。


つづく。