まずはこちらから。



怒りについて少し付け加えておきたいのは、怒りに関しても、私は幼少期からほとんど周囲に出しませんでした。

正確にいうと、出さなかったのではなく、奥深くに隠していた。(これは、今になってわかったことです)


人の縁は不思議だ、と思えるのは、夫と家族になったのも、子どもを産んだことも、すべては小さな頃からどこかに押し込めていつの間にか自分でもあったことすら忘れていた 感情 や 本当の願い をずるずると私の中から引きずり出すために起きたことだと思えてならないのです。いくつかの波を越えて、はっとその想いに行き当たりました。

もうやめろ。
良い子ぶるのも、我慢するのも。
大人ぶるのも、なにもかも。
分かったふりしてあきらめて。
大して大事じゃなかった、と折り合いをつけて。


あれも欲しかった
ああしたかった
叫びたかった
泣きたかった
いやだいやだと駄々をこねたかった
手放したくなかった
大事な大事なものだった、、、、

ぐつぐつぐつぐつと、私の中で何かが煮えたぎっているのを感じました。

もちろん。

引きずり出すためには痛みを伴うし、近しい人たちを傷付けました。夫はその代表格です。苦笑

でも同時に、私も血だらけになりました。
(もちろん比喩ですよ!笑)

本当に鏡のように、夫を傷付けながら、自分を刺していました。


そして、おそらくまだ現在進行形で変化は続いています。


すべてを引きずり出した後、私に残っているものはもうなにもないかもしれない、と本気で思います。

でも、後戻りは、もちろんできそうもありません。そこには私の意志はない気もします。


それにしても暗いシリーズになってきている。笑

まぁいいか、ひたすら掘ってみよう。


これまでの私は、人間関係において、穏便に穏便に、まぁるく綺麗に納めるのが得意でした。

優しい人、笑顔の人

のような。


そして、話を進めていく上で補足として。


夫は、怒りの人です。笑

もうちょっときちんと言うと、怒りをちゃんと出せる人。(※家族に怒りはぶつけません)

だから、その分、愛情も深いし、本当の意味で忍耐強い。

私たち夫婦を知っている人は逆に感じるかもしれませんが、

愛情深いのも忍耐強いのも穏やかなのも、夫です。

私は、どうやらその真逆のようです。


男の人の方が、基本的に女より優しいし繊細だなぁとは前々から思ってましたが(^^)



つづく。