今日の施設の子同士の会話


泣いて帰ってきた子を見て、もうひとりの子が


「困ったことあったらなんでも聞くからね!」


って


無意識のうちに人と距離を置いてしまう自分は


今までその2人が仲良くしてるところを遠巻きに眺めてきた


自分が知らなかっただけで


色んなしんどいことを片方の子が聞いてもらってたよう





自分には到底できそうにないと思った


人の話を聞く余裕なんてない


自分もしんどいのに


とか


そんなことでうだうだ悩むなんて


とか


マイナスの感情が胸の内に広がってくる


大人になって余裕ができたら、なんて思っていたけれど


そういう問題でもないんだろうか





先日、職員に話を聞いてもらえて助けられた


自分もそんなことがしたいと幾度となく思った


真剣に話を聞いて


一生懸命にそのことについて考える人


そんな人になりたい


そう思った





児童福祉の仕事に興味をもつのもそのひとつで


うまくSOSを出せない子どもたちの


周りから隠して蓋をしてきた感情を


少しでも一緒に背負って


吐き出させてあげたい


そう思ってた





でも、根本的なところでやっぱりなにか足りないんだろうか





他人は私のことを優しいと言う


でも優しくなんてないと思う


優しくないことが知られて


人に嫌われるのがこわいから


優しいふりをして


精一杯好かれようと頑張っている


心のうちは


みんなが思っている以上に真っ黒だ