それは遺族になった人しか分からないのだと
遺族になって
突きつけられた現実の一つ
告別式が終われば
友人も親戚もお別れが出来た
死を受け入れられたと言っている人は
少なくなく
皆忌引きが終わり
各々の生活が戻ってくる
戻って来ないのは
私の夫であり 家族であり 親友だった
あいつと
私の家族の生活だけ
でもそれは極々当たり前の事で
私が遺族でなければ
私も向こう側だった事
だからその事について
どうこう思うと言う事ではなく
それが当然なのだ
ただその
想像と現実の差は
なった人にしかわからない
遺族は
私と娘だけなのだとそうシンプルに思った。