ああ
嫌な事件が多くて嫌になる
舛添都知事の話題とかは
興味と呆れでチェックしてしまうが
7歳の少年を躾けと称して山へ置き去りは
きつ過ぎるのでチェックしない

車から降ろされ
鬱蒼とした山の中
お父さんは怒って
僕を置いて車で走り去る
『お父さんごめんなさい』
泣きながら追いかけても
お父さんは振り返りもせず
すぐに視界から消えた
そのうち車の音も聞こえなくなり
代わりに森のざわめきで辺りはいっぱいになり
セミの声に急き立てられるように
僕は半狂乱で走りだした

不安と恐怖しかない

その中でも何が一番怖いかって
そりゃあ捨てられることさ
この広い世界に
自分一人しかいないだなんて
そんな感覚に耐えられる訳がないだろ