話が前後しますが、11/13にみんなで行った研修旅行の続きです。

六戸の農産物加工研究所で漬物の実地研修をした後は、十和田市の道の駅とわだぴあへ。
我々と同じ、産直団体の㈱産直とわだ事務局の方にまずお話を伺いました。

会社化されていること、そこで利益を出さなければならないわけで、
たくさんの取り組みをされていました。うらやましい!やりたい!と思うことがたくさん!

特に農家さんの所得向上に向けて、安く値段をつけないように指導されている点は、
見習わなければならない所だと強く感じました。

とりわけ、高齢の農家さんは売れ残ることを嫌い、安く値段設定をしがちです。
それによって多少高く値段をつけた物がどうしても残る。(10円20円の世界ですが…)
結局、安い方に引っ張られて全体の利益率が低くなるという悪い方に回転していってるのが、直売所の現状です。
年金貰える世代はそれでもいいと言うが、若い世代は利益=経費と生活費、暮らしていかなければならないのです。

畑にトラクターかけて肥料まいてマルチかけて種を蒔いて薬も必要になる、収穫後も袋代やシール、
時にはネットやプラパックに入れるなど、すべてにお金がかかっているのに、よく100円で売ってると常々思ってきました。

小売店やスーパーなどの価格より少し安く、市場よりも少し高くする。常に周りの状況を見なければならないということ。
本当に大切な事を教わりました。

さてさて、研修のあとはレストランに移動して、こちらのバラ焼き定食をみんなでいただきました!
シダックスがやってるレストランですが、見て分かる通り、地元の食材を数多く使っています!
米も付け合わせの野菜もお味噌汁の菊も漬物も全部、産直とわだの会員さんの野菜を使っているのです!
(さっき研修で聞いた!すごい!)
レジの横のブラックボードに、今日の野菜は誰のです、と表記してありました。
ずらっと総勢14名!おいしいと思ったらその名前の方の野菜を買うこともできますね。
実際に食べてみておいしければ買う。理想的な姿です。


その後、たっぷりお買い物しまして、道の駅とわだぴあを後にしました!
㈱産直とわだの太田さん、本当にありがとうございました!たくさんのお話を聞けて嬉しかったです!

そしてこの研修のクライマックス、源タレでおなじみの上北農産加工にお邪魔するわけですが、
それはまた長くなるはずなので、後日。
いゃ~、楽しい旅行でした。マジでマジで。