こんばんは



友人から紹介された詩が
素敵なのでご紹介


LICOさんという
ブロガーさんの詩だそうです


夜の寝かしつけと
家事も終わって
ホッと一息…のお供にぜひ



下記引用です★


『育児に疲れたお母さんへ贈る詩』


独身の頃

ヒールの靴が好きだった

お酒は苦手だったけれど
友達と過ごすお酒の場の
楽しい雰囲気が好きだった


好きな音楽はミスチルで
いつもウォークマンに入れて
好きな時に聴いていた

電車の中で
ゆっくり本を読むのも好きだった


お風呂では半身浴をして

美容院には
2ヶ月に1回は必ず行っていた


お化粧するのも好きだった
1人で行く映画館が好きだった


流行りの雑誌を買い
流行りの曲を聴き
流行りの服を着て
流行りの場所へ好きな時に出かけた。

そんな私は  



泥だらけのスニーカーを履き

子どもたちの着替えや
オムツが入った大きなバックを肩にかけ

ちゃんとした化粧もせずに

髪を一つにくくり

毎日

子どもたちの手を繋いで
公園へ散歩に行っている。



聴く曲はミスチルから
アンパンマンマーチに変わった。


眺めているのは
ファッション雑誌から

子どもの母子手帳や
幼稚園からの手紙に変わった。


考えていることは

今日の夕飯のメニューと
長女が幼稚園から
帰ってきたあとのおやつ、
お風呂、夕飯の流れの確認。


今日の天気で洗濯物が乾くかどうかと
明日の長女の遠足が晴れるかどうか。


最近眠くなると激しくぐずる
長男を昨日つい怒ってしまったから
今日は早く寝かせてあげよう。
今日は怒らないでおやすみをしよう。


そんなこと。


毎日  
押し流されるように
迫ってくる日常があるから


キレイに片付いた部屋も
大の字で朝まで眠れる夜も
ゆっくり塗れるマスカラも

なんだかもう思い出せない。



そう。


思い出せないから

私たちは  つい  忘れてしまうのだ。



この毎日が

ずっと続かないということを。


1人でゆっくり
お風呂に入れるようになったら

湯船の中  あなたと向き合い数を数え

柔らかく響いたあなたの声を


私は思い出すのでしょう




1人で好きなだけ寝返りをうち
眠れるようになったら


どこまで寝転がっても
隣にいないあなたのぬくもりを

私は探すのでしょう



好きな音楽のCDを
好きなだけかけられるようになったら


この部屋の中に溢れていた
あなたの笑い声を思い出して

私は泣くのでしょう





好きなだけお化粧に
時間をかけられるようになったら


私の洋服をひっぱり
膝の上によじ登り

私のやることなすことを
お邪魔してくるあなたの

その小さな手を思い出して

私は泣くのでしょう



好きなだけ
ヒールが履けるようになったら


笑い転げるあなたを追いかけて走り回り
泥だらけになって
遊んだあの空を思い出して

私は泣くのでしょう





自分とパパの洗濯物だけを
回す日々が訪れたら


砂まみれの靴下も
おしっこを失敗したズボンも
牛乳をひっくり返したシャツも

洗濯カゴにないことを知って


私は泣くのでしょう


あなたの足音がしない部屋の
掃除機をかける日が訪れたら


粉々になったビスケットの食べこぼしも
小さなおもちゃの部品も

あなたの細い柔らかい
髪の毛も落ちていないことを知り


私は泣くのでしょう




1人で好きなことを
好きな時に
好きなだけ出来るようになったら


どんな時も
「ママ」「ママ」と私を呼び

どんな時も私のことを探している
あなたの姿を思い出して


私は泣くのでしょう





一体いつまであるのかな


一体  いつまでここにいてくれるのかな

そして

そんなことを考えているうちに



また  今日も終わってしまった。






私たちの日常は
「子どもが側にいる『今』」だから

子どもから離れて
1人になれた瞬間が特別に感じて

好きなことを
堪能できる喜びを噛み締めるけれど


でも  


自分の人生を考えてみたら


特別なのは


本当は  

子どもが側に生きているこの毎日の方。




でも  私たちはそれを忘れてしまう。
なんだか  ずっと続くような
錯覚を起こして毎日を過ごしているけれど



大変に思えるこの毎日に

数えきれない  愛しい  が
散りばめられていることを

私たちは  いつか知るのです。




子どもたちが  

この世に生まれてから今日まで

ママとパパのために
全身を力いっぱい使って
思い出を撒き散らしてくれていたことに
私たちは  過ぎてから気付くのです。




ママの毎日は

ママでいられる毎日です。



私たちは  この命が尽きるまで

どんなに子どもと離れていても
子どもを思い、心配し、愛し続ける  
子どもたちの母親だけれど


でも  子どもたちの側で
『ママ』でいられることの出来る日の

なんて短いことかを 


いつか思い知るのでしょう。



今日もあなたは 

屈託のない笑顔で振り向き

「ママ!」と言って

両手を広げて  こちらに飛び込んでくる。




忘れるものか。


絶対に。

絶対に。



あなたの前髪を切り過ぎて笑った昨日を。

あなたを怒って自分に涙が出た今日を。

あなたの寝相に笑った夜を。
あなたが摘んでくれた
シロツメクサの白さを。


あなたに許された私を。

あなたがいてくれるこの毎日を。



私は  絶対に忘れない。



以上







大変なのは
あっという間よー、と

親とかに言われるし
そうだよなぁと思うものの


毎日のバタバタの中で
忘れてしまいますよね(^◇^;)



逆にいえば



子育て期間以外の
自分の人生も
大切にしたいなぁと思います



人間ひとりが

大人になってからの
人生を考えたとき


出産をするなら

子育てに注ぎ込む時間と
精神力、体力は

決して少なくなく、


ひと段落つく頃には
体力気力も子育て中より落ちる。




子育てって
本当に大変だから、つい


子育てしているんだから

これを諦めても仕方ない。
これを妥協しても仕方ない。


そういう
自分への言い訳にしがちだけど


育児が終わってから


さて、何をしようかな。とか
あたしは何をしてきたのかな…



ってなるよりは


子育てと並行して

自分の人生も
お休みしないで地に足つけて

大事に過ごさないとなぁ
むっずかしーい。


ま、あたしはよく

現状の物理的な大変さを理由に
今の状況からラクな方へ逃げようとして

けーさんに
諭されてるんだけど(^◇^;)笑



いずれにせよ

どう過ごそうと
一度しかない人生だから


毎日の当たり前の瞬間も
大切にして

悔いのないように
過ごしたいものですね



つらつら失礼しましたー



ココ