俺が学生の頃ってまだ世の中で、ニューハーフやおなべが周知されてなかった時代なんだよね。
島田紳助の50/50だっけ?なんかそんな番組で始めて目の当たりにした気がする。もちろん携帯やパソコンが当たり前になるずっと前…ポケベルやPHSの全盛期だったからf^_^;) 情報はTVが全て。
だからこの番組を初めて見た時、ホッとしたっていうか「俺はコレかもしれない…おなべっていうのか…俺だけじゃない、1人じゃない」って思ったんだよね。
でも誰かに話すわけもなくずっと隠して、兄貴の影響で男の子っぽいっ子って、みんな周知だったし。家族はもちろん、親戚もね。昔の写真みたら、幼稚園か小学生の低学年かな?家族旅行で、スカートじゃなくてネクタイにスーツ着て写真撮ってるやつあって、ビックリ!今思えば、親もよく着せたよね(⌒-⌒; そんな男の子写真がちらほらあるから、笑える。覚えてない、物心つく前から、そうだったんだってね(笑)
まぁ家族も、まさか大人になってこうなるとは思ってもなかっただろうけど。
情報が少ない中、少しずつメディアや本で調べ、携帯やPCが世間に普及し始めた高校生の時に、自分で自分を受け入れた。将来の事も含め、悩んで悩んで、考えて出した答え。
「俺は俺。男になりたい。女としては生きられない。男として生きる」
少ない情報の中で、マイノリティな事、世間にはまだまだ受け入れられにくい事、手術するにあたってのリスク…言い出したらきりがないぐらい、大変な事。でも、自分の中で、一本の軸が決まった10代でした。
続きはまた明日…