先週の金曜、6月28日の産経新聞金曜討論について、思うことを書きたいと思います
原文はこちら http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130628/plc13062807550003-n1.htm
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≪小池晃氏≫
■必ずしも常備軍いらない
--9条に照らして自衛隊は合憲か
「(前略)自衛隊は9条2項に明白に違反する(中略)私たちは対米従属の根源である日米安保条約を廃棄するとともに、自衛隊については、当面軍縮の措置をとり、国民の合意で9条を完全実施する、すなわち自衛隊の解消を目指す(後略)」
--将来は廃止するとして、当面は自衛隊が必要だということか
「解消に取り組む過渡的な時期はあるわけで、その間に外国から急迫不正の侵害があれば、必要なあらゆる手段をとって排除することは当然だ」
--国の自衛権についてどう考える
「国家には当然、自衛権があるが、必ずしも常備軍が必要だとは考えていない。侵略などがあったときに主権を守っていくのは国家に固有の権利だ。(中略)その自衛権も常備軍によらずに行使していこうというのが9条の規定だといえる」
--常備軍によらない自衛権とはどういうことか、イメージしにくいが
「(前略)他国との争いは軍隊によらず外交交渉で解決する、というのが9条の精神だろう。よく9条を守るというと『平和ボケ』などといわれるが、むしろ外交上の問題が浮上するとすぐ軍事対応だ、となることはよほど『軍事ボケ』ではないか」
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最初に、小池氏の意見に対して肯定的なコメントをします。
「外交上の問題が浮上するとすぐ軍事対応だ、となることはよほど『軍事ボケ』ではないか」
これには完全に同意します。
ただ、リンク先の原文を読んでいただくとわかっていただけると思うのですが、
誰も外交上の問題が浮上したときに軍事対応すべきだとは言っていませんし、
自民党の基本的なスタンスとして、そういうことはあり得ないことです。
誰も言っていないことを批判するのは筋違いですし、
この意見自体が無意味なこととなります。
日本国民の中で、一番戦争をしたくないと思っているのは誰か?
それは共産党員ではなく、自衛隊員です。
戦争にならないために、すなわち、小池氏の言う「外国から急迫不正の侵害」が起こらないようにするために、彼らは頑張ってくれているのです。
小池氏は今回引用した最後の発言において、「外国から急迫不正の侵害」が起こったときに
常備軍なしにどうやって自衛するのかという質問に答えておらず、
「外国から急迫不正の侵害」を「外交上の問題が浮上すると」という全く意味の異なる言葉に置き換えて、
無意味な意見表出をしております。
一番大切なことは「戦争にならないこと」「戦争になってしまったら負けないこと」です。
前者のためには自衛隊の充実、日米安保の強化は当然だと思います。
戦争になってしまったとき、自衛隊が存在しなかったら?
完全に占領されるか、一般市民が戦争にかり出されるかどっちかですよね。
外交交渉?こういう状況で、どれぐらい期待できますか?
そういう意味でも職業軍人って大事なんですよ。
平和ボケという言葉は使いません。
戦争をしないために、ベストな選択とは何か、
あらゆる可能性を考えながら、日本の社会をよりよくしていくために、
私達の世代が、真剣に考えていくことも大事なのだろうと思っています。








